出版社内容情報
《内容》 今世紀にはなばなしく開花した分子生物学.本書は,その発端から現在までの流れを把握したうえで,根幹となる基本的事項や考え方,およびそれらを踏まえた応用までを,この分野の最適任者たちによって著された入門テキスト.平易な中にも,分子生物学のエッセンスと考え方が盛り込まれており,十二分に吟味された内容となっている. 《目次》 【主要目次】 序章.分子生物学の潮流(遺伝子とは/大腸菌の登場/他) 1.すべての生命はつながっている-DNAがその絆(系統進化/DNA文書/他) 2.遺伝の分子機構-構成素材と基本原理(セントラル・ドグマ/情報伝達/他) 3.遺伝子概念の確立(メンデルの遺伝子/他) 4.遺伝子発現[I]-転写とその調節(プロモーターの構造と機能/他) 5.遺伝子発現[II]-翻訳とその調節(翻訳の開始・伸長・終結機構/他) 6.遺伝情報の保存-DNA複製と修復(半保存的複製/他) 7.遺伝情報の可変性(点突然変異/SOS応答/フリップフロップ・モデル/他) 8.遺伝子工学-新しいDNA研究技術の進歩(遺伝子クローニング/PCR法/他) 9.多細胞個体の形成と維持(個体発生/個体の維持/他) 終章.おわりに―全体像的な視点に向けて(ゲノムプロジェクト/他)
内容説明
本書は、分子生物学がもたらした生命科学の基本的なコンセプトや物の考え方、研究の進め方などを解説したものである。
目次
序章 分子生物学の潮流
1章 すべての生命はつながっている―DNAがその絆
2章 遺伝の分子機構―構成素材と基本原理
3章 遺伝子概念の確立
4章 遺伝子発現(1)―転写とその調節
5章 遺伝子発現(2)―翻訳とその調節
6章 遺伝情報の保存―DNA複製と修復
7章 遺伝情報の可変性
8章 遺伝子工学―新しいDNA研究技術の進歩
9章 多細胞個体の形成と維持
結章 おわりに―全体像的な視点に向けて