私日記〈11〉いいも悪いも、すべて自分のせい

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  • サイズ 46判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759317008
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

猫が二匹やってきた。暮らしも変わった。しかし、変わらないのは、書くこと、料理すること、片づけること。生活者の視点から人間の矛盾、社会の不条理を見抜く好エッセイ!

目次

人間もまた土の器(無言の幸福;趣味が嵩じて;銀座の制服;誠実の姿)
人生「バカ正直」が一番楽(板門店の青い橋;なつめ椰子の地位;誰でもいい、ということはない;ライオンの尻尾)
背伸びしない人との暮らし(三人占め;虹色に光る鰯;仁徳陵の使命;炬燵の上の青い鉢;元旦着)
いいも悪いも、すべて自分のせい(捨てる情熱;アラビアで左折;家族再会;令和スタート;旅をして来た)

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、恩賜賞・日本藝術院賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文学賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員。2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表。日本文藝家協会理事。2009年10月から2013年6月まで日本郵政株式会社社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

170
久しぶりの曽野さん。私日記の11弾だそうだ。88歳、枯れてきてるなぁ・・そんなことを思った。「いいも悪いも、すべてが自分のせい。しかし社会が、そうした暮らしを守ってくれた」平成の日々をそうまとめられた。今、令和になってこの状況を、日本を、世界をどう感じていられるだろうか・・2020/04/16

あや

8
三浦の別荘やお庭でお花やお野菜を育てつつ休みながら執筆。ねこ様2匹との暮らし。聖心女子大の同窓なので時々三浦の別荘を上皇后さまがおしのびで訪れる。吉村作治さんとご夫妻を引き会わせた時に吉村作治さんが上皇さま(当時まだ天皇陛下)に新聞で見るより美男ですねと言うシーンが面白い。2020/04/30

むさみか

4
義父母、実母と3人の老人を自宅で看取り ご主人が逝かれてから どっとお疲れがでたみたいですが 猫を飼われたことで ずいぶん力になっているようです 仕草を楽しみ 子供のように愛でる生活 2020/06/23

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