日本人がだまされ続けている税金のカラクリ

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759312348
  • NDC分類 345.21
  • Cコード C0095

内容説明

「消費税」や「所得税」は、どんなカラクリで誕生するのか?「扶養控除」や「配偶者控除」には、どんな役割があるのか?いまの消費税引き上げは、正しい政策といえるのか?国民経済の正しい知識をわかりやすく解説。

目次

1章 「税金」とは、どういうものか?―日本経済の真の問題を解消するために、日本国民は「経済」の正しい知識を持つべきです
2章 国民経済における税金の役割―税金には、「景気回復」や「景気抑制」を促す、安定化装置の役割があります
3章 政府の税金の使い方―「消費税を上げても、政府は増収しない」。日本人がだまされやすい税金のカラクリをお教えします!
4章 家計や企業における税金の役割―家計における「扶養控除」や「配偶者控除」、企業の「法人税」。国民経済ではどんなカラクリで動いているのか、ご説明します
5章 国民が豊かに、安全に暮らすための税金―「経済成長」とは真逆の経済路線を突き進む日本。いま、私たち、日本国民にできることを考えるべきです

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1969年、熊本県生まれ。作家・経済評論家・中小企業診断士。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめ、NEC、日本IBMなど数社での勤務を経て、中小企業診断士として独立。三橋貴明診断士事務所を設立する。インターネット上での、韓国経済に対する詳細な分析が反響を呼び、『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)が書籍化され、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

15
たまには経済のお勉強もしてみよう。経済政策の大きな争点は、増税路線なのか経済成長路線なのか と大きく二分される。特に昨年は消費税の再引き上げを予定通りに行うべきかどうか議論になったところである。個人的には財政再建を考えれば増税すべきと思っていたのだが、本書によればデフレ下での増税は絶対にすべき時期ではないと主張。97年の橋本政権の消費税増税と公共事業削減が財政を大きく悪化させたと指摘。現在のアベノミクスは極端な成長戦略であるので増税先送りということになるのだろうが、なかなか経済は上向かないものである。2015/01/03

まめタンク

2
2013年141冊目。増税する事が善だ、という意見はよく聞きますが、実際に増税をする事でのメリットは思ったよりも少ない。結局、国というのは人がいて、その人たちがいかに多くの収入を得るかにかかっている。国民の生活が豊かになれば、消費だってするし、企業は投資だってする。それが健全な成長という事なのかもしれない。本書を読んで強く思った事です。 2013/10/19

takehiro

2
税金や国民経済についてわかりやすく説明されています。2012/05/20

透馬なごみ

1
興味がなくて最初買ってもらった夏は読み切れませんでした。そのときは積んでましたが、いざ「あと2年したら選挙に参加しなければならない。勉強の駆け出しとして読んでみよう。」と少し意識して読み始めるとすごくわかりやすく、今なぜ不況不況と言われてたのか、そのカラクリが少しわかった気がします。結局国民が国民(自分)を苦しめてるんだなぁと痛感しました。中長期的に見るということは、私たちも介入していかなければならない。知らなかっただけで済まされないんだとわかりました。私も今勉強して友達と伝え合っていけたらなと思います。2013/01/14

K K

1
分かりやすかったし、腑に落ちる話。文章は攻撃的な部分も多少はあるものの、内容はシンプルだし、丁寧に話がすすんでいくので、すんなり読めます。大局的に税金をみる話って、なかなかテレビとかだとでてこないんで、一読の価値ありな気がします。2012/05/05

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