政治のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ (増補改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759312140
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

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内容説明

「政治の話題、実はまったくわからない…」内心、このままじゃマズイと焦っているあなたへ。「政権交代?」「事業仕分けって、どんな政策?」「どうして日本の総理大臣はコロコロ変わるの?」「政治家と官僚って、どういう関係なの?」今さら人に聞けない素朴なギモンに、池上さんがやさしく解説。この1冊で政治への苦手意識が解消!政治に対する見方が変わる。

目次

はじめに 増補改訂版にあたって―私たち一人ひとりの行動で政治は動く
第1章 「政治」とは何か?―「政治」には、どんなしくみがあるのか?「日本」という国は、どんなしくみで成り立っているのか?
第2章 「選挙」とは何か?―「選挙」はどのように生まれ、どんな経緯を経て現在の形になったのか?
第3章 「国会」とは何か?―「国会」では、何が行われているのか?「国会議員」の仕事はどういうものなのか?
第4章 「内閣」とは何か?―「総理大臣」はどのように選ばれ、どんな仕事をしているのか?「国務大臣」は、どんな基準で選ばれるのか?
第5章 「憲法」「裁判所」「地方自治」とは何か?―国家にとって「憲法」はどんな存在なのか?「裁判所」とはどういう機関なのか?「地方自治」と国の行政の違いは?
おわりに 増補改訂版にあたって―私たちが政治家をしっかり監視・教育する

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こかち

15
野田政権時に出版されているものなので、内容はやや古いが、基本的なことをざーっとおさらいするのにはいい。「マスコミが政治家をきちんと育てていない」と、興味本位のゴシップ的な報道になってしまうことやそれが記者の質の問題であることを指摘していて、大いに納得。揚げ足取るのに必死ですもんね。「政府のやろうとしていることをわかりやすく国民に伝えるべき」という姿勢が著者の精力的な活動の源泉なのかな。2017/01/27

あすなろ

7
政治についてあやふやな部分がこの本を読むと理解できました。大事なのは、政治の事を自分でもっと真剣に考えていく事だと思います。2013/05/03

sugi

6
「失望しないことにかけては超一流の有権者」に捧げる政治の解説本。中学・高校で習うレベルの復習から、意外な政治の雑学まで。楽しく読めた。知ったつもりが思い込みだったり間違いだったり、感心するやら恥ずかしいやら。政治のこと、実はよくわからないまま社会人になっていたことが、よくわかりました。週刊こどもニュースのお父さん役として11年間活躍した著者が、私たち大人のために、丁寧に、わかり易く、政治を説いてくれた本。なぜ「よく政治をわかる」べきかも最後に訴えられています。2012/03/29

santana01

5
社会人にとっては最低これくらいは知って置かなければならない政治の話。中学の公民レベルの内容だが、記憶のあやふやな部分を拾い読みして、知識を確認するのに役立つかもしれない。「おわりに」に書かれた池上氏の「政権交代を何度も繰り返し、「ねじれ国会」打開の話し合いを積み重ねていくことしか、日本の政治を良くしていくことはできないのだと思います。」という記述に、つくづく民主主義は失敗することを前提にした制度なのだと痛感する。つまりは国民一人一人が政治に感心を持ち続けることの重要性も…。2013/01/21

saboten130

5
公民で習った基本的なことばかり書いてあるけども自分が選挙権を持つようになってから読むと変わるね。一般論だけではなく派閥などについても書かれている、途中参加の人間には言葉はわからないから勉強になった。2012/10/14

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