腸内革命―腸は、第二の脳である

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759312058
  • NDC分類 491.7
  • Cコード C0095

内容説明

長生きの秘訣は、「腸内細菌」を増やすことだった。老化、がん、うつ、アレルギー、動脈硬化、高血圧症、…さえも恐くない。病気知らずの体をつくる、知られざる「腸内細菌」効果―著者長年の研究成果の公開。

目次

第1章 腸は、第二の脳である―はじめて明かす「腸と脳」の知られざる関係(脳内の「幸せ物質」と腸内細菌との驚くべき関係;幸せになるためには、腸内細菌を増やそう ほか)
第2章 腸内バランスをよくするには―食生活改善のコツ(善玉菌の代表格、ビフィズス菌効果;日本の伝統食こそ腸内細菌を増やす促進食材 ほか)
第3章 腸内細菌を活性化させる食生活の方法―効果倍増の具体的な飲み方、食べ方(腸にいい水選び、飲み方のコツ;腸が風邪をひかせている ほか)
第4章 免疫力向上の鍵は腸にあった!―腸内細菌を増やして病気知らず(免疫細胞の70パーセントは腸内細菌がつくる;腸内細菌の減少で、がん、アレルギーが増加している ほか)
第5章 生活環境を変えれば腸内細菌は増える―手洗い、抗菌グッズ、トイレ使用法から運動のコツまで(無菌状態はかえってマイナス;加工食品、抗生物質が腸内フローラを破壊! ほか)

著者等紹介

藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学大学院教授を経て、同大学名誉教授。人間総合科学大学教授。感染免疫学者。NPO自然免疫健康研究会理事長。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年にヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会社会文化賞および国際文化栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

28
一言で言えば、腸内細菌を、増やそう!という本です。食物繊維と乳酸菌とオリゴ糖、納豆菌で善玉菌を増やして、便秘解消することで、心身ともに健康になる。 乳酸菌で風邪やインフルエンザから体を守るって、最近、よく聞くのは、そういうこと(腸内細菌と免疫力の関係)だったのか……。納得。腸内細菌が増えると幸せホルモン(ドーパミンやセロトニン)が増えて、鬱病にもなりにくくなるそう。 抗生物質や腸内洗浄、除菌剤で菌に弱い体を作ることに対しての警鐘を鳴らしています。2015/01/14

たまきら

19
夫が借りてきた本を横取り、再読。今はもう当たり前よね、これ。…ていうか、あれだけ私が勧めたときに読まないで、一回講演に行ったら信奉者になりやがって。「内科学最後のフロンティア」とまで言われるようになった腸内細菌の妙について、これほど異端的に訴えてきた人も少ないのでは。キワモノと真実は紙一重でございます。2016/07/30

タックン

16
藤田さんの世界に魅せられて、これで3冊目になります。健康でいるためには、「腸内細菌」をしっかり育てることらしい。食べ物のあり方、薬というもののあり方、「幸せ物質」は、腸で育てられ、脳に影響するということ、水のただしいとり方等、知らないことが満載でした。藤田先生の本を読むようになってから、トイレの便の様子や、お腹の調子をすごく意識するようになりました。最近の清潔すぎる生活にも、注意しながら、生活しています。しかし、「抗菌」好きな妻は、健康にいるために、今の清潔過剰な生活をやめることは出来なさそうである。2013/09/18

ume 改め saryo

13
進化から行くと 腸が先で脳が後!! なんと!! もっとお腹でセロトニンを作らねば!!2013/09/04

スリーピージーン

12
著者の本を読むのは二冊目。ヨーグルトはたとえ腸に届く前でビフィズス菌が死滅しても、腸内環境をよくするためには十分有益なのだそうです。無理に乳製品にたよらずとも、繊維質の多い日本の伝統食がやはりいいらしい。納豆とにらのから揚げなど作ってみよう。やはり健康のためには少しは手をかけないといけない。2015/02/15

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