なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759312034
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0095

内容説明

東日本大震災がもたらした原発の実態を憂国のドイツ在住・国際ジャーナリストが追う。

目次

知っておきたい原発と放射線の基礎知識
プロローグ 福島原発が過去最悪の状態にあることを3・11に世界は知っていた
第1章 3・11以降明らかになった“世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を引き起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の“後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか

著者等紹介

クライン孝子[クラインタカコ]
1939年(昭和14年)旧満州生まれ。ノンフィクション作家。ドイツ・フランクフルト在住。チューリッヒ大学、フランクフルト大学でドイツ文学と近代西洋政経史を学ぶ。EUプレスクラブ、ドイツ・ジャーナリスト連盟会員。滞独40年余に及び、独自の取材源をもとに海外からの視点で日本を見つめる鋭い提言に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

6
一人の人間が全ての問題に対して精通しようとしても現実的には不可能である。問題が起きた時に知らないままでい続けて勉強しないのは問題だが、火急の状況においては勉強よりも先に専門家を動かして対処する必要がある。その優先順位を間違えれば被害は拡大するし、折角助けようとしてくれた相手も呆れて手を引いてしまう。2017/02/17

おでんくん

0
原発をやめる事は思ったよりも複雑な事だった。 まだわからないことのほうが多いな。2014/03/02

Takaya Hirai

0
著者の書きっぷりには決めつけが多く感じられ、あまり読み心地のいいものではなかった。2011/12/15

海月

0
原発の謎というよりは世界の原発事情と歴史といったところでしょうか。簡潔でわかりやすいが、ちょっとものたりないかな。2011/12/10

スカ

0
私は電力エネルギー分野に勤めるものです。これは私にとって人生に大きく影響する本でした。世界からみた日本を対象に現在の日本の原発事情をよく観察していると思います。まずはこれを機に私自身がもっと学び、これから自分達がどう選択していくかを考えていこうと思います。2011/11/13

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