目次
愛するということ（自然と人間―愛は情緒ではなく、義務である；生きる喜び―同じ時に、この広い地球に生まれ合わせた同士 ほか）
勇気を持つということ（聖ヨゼフ―母と子の命と存在を守るために；出会い―心の堅い殻を砕いておいて ほか）
人を輝かせるもの（子供の頃のクリスマス―クリスマスは犠牲を払う日である；人柄―人柄のいい人は眼力をもっている ほか）
すべては神からの贈り物（成長―その人だけの精神的固有財産の領域を、深く大きくする；謙虚な心―すべては幸運のおかげ。謙虚になるほかない。 ほか）
私を私にするもの（空間の価値―現世を去る達人に；許しについて―そのようにさせておきなさい ほか）
著者等紹介
曽野綾子［ソノアヤコ］
１９３１年、東京生まれ。５４年、聖心女子大学英文科卒業。７９年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。９３年、日本藝術院賞・恩賜賞受賞。９７年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。９８年、財界賞特別賞を受賞。１９９５年１２月から２００５年６月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員。海外邦人宣教者活動援助後援会代表。日本文藝家協会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
27
求めて得るのではなく、ふと気づくと感じる・・・。辿り着くまでの過程の心のあり方。聖人にはなれずとも、Bottomへの振り返りと、日々の学びを大切にしたいと改めて感じる。印象深いのが『潤い』。無論、心。『進歩』し『許す』。その先に『希望』の『光』。次に、”形容詞”。1つ1つの感覚。人生に意味と意義を重ね、人を作る。慌しく生きる日々を反省・・・。（汗）2014/11/21
つきみ
15
聖書の教えを土台にした生き方、考え方を分かりやすく学べ、自分の生活にどう活かすかを導いてくれた一冊。愛とは相手を変えさせるのではなく、そのまま見守ること。為せばなるとは人間の思い上がりであって、努力だけで変えられると思うべきではない。この本を読んで、ほんの少しだけ自分を変えられた気がする。2014/05/26
meg
14
すばらしい読書体験。曽野綾子の情熱的な文章に励まされる。読みやすいので、日々の生活で読み返すのも楽しいだろう。2024/01/25
本読みじいさん
7
たしかBS11のベストセラーブックTVで紹介していたような・・・「なそうとしてもできないことがたくさんある「為せば成る」はたしかに言葉は思い上がりかもしれない」というところが特に気になりました。よんでみると気持ちがシャキンとしました。2011/09/28
kyon
6
曽野綾子さんの本、初めてだったかな？キリスト教のお話しもちらほら。あまりキリスト教の事を知らないので新鮮でした。p151に忍耐について書いてあります。昔、更生保護の方とお話した時に、「問題を起こす人は、我慢が足りない」とおっしゃっていたのを思い出しました。2017/02/18
