猛毒国家に囲まれた日本―ロシア・中国・北朝鮮

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759311228
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0095

内容説明

「教養」「情念」「超越性への感覚」が日本を救う。虚言と虚構に包まれた世界を見抜く力、動かす力がここにある。猛毒国家に囲まれた日本が、それらの実情を見抜き、生き残るためにはどうあるべきか。「戦後最強の外交官」とも称されたミスター・ロシア佐藤優氏と、中国問題のエキスパート宮崎正弘氏による対論集。

目次

プロローグ 国を憂うということ―国家の根幹を成すのは「愛国」か「憂国」か
1章 虚構の大国、ロシア―国家にも貨幣にも頼れないときに頼るもの
2章 日本人とは何であるか―国を守るために必要なこと
3章 猛毒国家に囲まれた日本―北朝鮮、ロシア、中国の行く先
4章 猛毒国家とどう向き合うか―戦略的「虚言」と「虚構」の見抜き方
5章 世界を見抜く力、国を動かす力―「教養」「情念」「見えないものへの感覚」が真の力に

著者等紹介

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」の編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。現場重視のユニークな問題提起で知られ、『もう一つの資源戦争』(講談社)で論壇へ。拓殖大学日本文化研究所客員教授

佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任容疑で逮捕。無罪を主張するが、’09年6月30日上告棄却。懲役刑(執行猶予付)が確定したため同年7月7日付で外務省職員を失職する。著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひとまろ

6
中国に精通している宮崎正弘氏とロシアに精通している佐藤優による国家を論じた1冊。 堀江貴文に触れた一節もあり彼に関する分析も面白かった。2013/12/09

星空の挑戦者

4
ロシア人のことが詳しく書かれていておもしろかった。興味深いのは中国人と正反対なこと。佐藤優氏の文面はとても説得力がある。2011/04/20

きょんへー

3
ロシアは拝金主義が嫌われるっていうのは意外。 2014/07/02

あまたあるほし

2
まさるさん吼えます。小林よしりんと右の人たちをさらに離反させようとじわじわ崩していく部分は背筋が凍りつきます。敵にはしたくない言論人であることは間違いない。2010/04/03

Happy Like a Honeybee

1
数学とは手抜きの出来ない学問である。本書を読み、社会人として教養のなさに気付き基礎学力を身に付けたくなった。2014/01/06

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