内容説明
「教養」「情念」「超越性への感覚」が日本を救う。虚言と虚構に包まれた世界を見抜く力、動かす力がここにある。猛毒国家に囲まれた日本が、それらの実情を見抜き、生き残るためにはどうあるべきか。「戦後最強の外交官」とも称されたミスター・ロシア佐藤優氏と、中国問題のエキスパート宮崎正弘氏による対論集。
目次
プロローグ 国を憂うということ―国家の根幹を成すのは「愛国」か「憂国」か
1章 虚構の大国、ロシア―国家にも貨幣にも頼れないときに頼るもの
2章 日本人とは何であるか―国を守るために必要なこと
3章 猛毒国家に囲まれた日本―北朝鮮、ロシア、中国の行く先
4章 猛毒国家とどう向き合うか―戦略的「虚言」と「虚構」の見抜き方
5章 世界を見抜く力、国を動かす力―「教養」「情念」「見えないものへの感覚」が真の力に
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」の編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。現場重視のユニークな問題提起で知られ、『もう一つの資源戦争』(講談社)で論壇へ。拓殖大学日本文化研究所客員教授
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任容疑で逮捕。無罪を主張するが、’09年6月30日上告棄却。懲役刑(執行猶予付)が確定したため同年7月7日付で外務省職員を失職する。著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひとまろ
星空の挑戦者
きょんへー
あまたあるほし
Happy Like a Honeybee