内容説明
先が読めない「いまの日本」。だから、社会人として知っておきたい問題の本質。
目次
第1章 国のしくみの問題―国のしくみを変える「改革」が次々と行われている。今までのしくみを変えなければならない、問題点とは何か?(「談合」とは、いったいどういうことか?;中央省庁の天下り規制とは?;地方自治体の赤字財政体質はどのように生まれたのか?;「裁判員制度」とは?国民投票法とは、どういうものか?)
第2章 税金の問題―私たちの暮らしに密接に関わる税金や年金の問題。生活にダイレクトに影響があるだけに、知っておきたい問題がある。(所得税が減り、住民税が増えた“増税”のカラクリ;「道路特定財源」の見直しとは?;私たちの「年金」はどうなるのか?)
第3章 経済の問題―株式市場や日銀の大きな動きに加え、私たちの雇用形態までが変わろうとしている。世界の経済は、どう変わろうとしているのか?(株式上場と逆の動きがあるのはなぜ?;「中国がクシャミをすると日本が悪寒を覚える」;日銀の「金利引き上げ」、そもそも金利とは?引き上げってどういうこと?;ホワイトカラー・エグゼンプションとは?)
第4章 世界の問題―北朝鮮問題、日中関係、中東問題。めまぐるしく変化する「世界の動向」を社会人の常識として知っておこう。(六ヵ国協議で決まったこと;日中関係が劇的に好転した理由は?;中東問題ますます難問に)
第5章 教育・医療・環境の問題―いまの問題は、すべて未来につながっている。教育も医療も環境も、次代を担う子どもたちへ私たちができることは何か、考えよう。(教育委員会とは何か?;「ゆとり教育」はどうして生まれたのか?;鳥インフルエンザとは?;二酸化炭素の「排出権取引」はどうやるのか?)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局主幹に。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として大活躍。わかりやすく、丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広く人気を得る。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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