いまの日本よくわからないまま社会人している人へ―ひとめでわかる図解入り

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759309416
  • NDC分類 302
  • Cコード C0095

内容説明

先が読めない「いまの日本」。だから、社会人として知っておきたい問題の本質。

目次

第1章 国のしくみの問題―国のしくみを変える「改革」が次々と行われている。今までのしくみを変えなければならない、問題点とは何か?(「談合」とは、いったいどういうことか?;中央省庁の天下り規制とは?;地方自治体の赤字財政体質はどのように生まれたのか?;「裁判員制度」とは?国民投票法とは、どういうものか?)
第2章 税金の問題―私たちの暮らしに密接に関わる税金や年金の問題。生活にダイレクトに影響があるだけに、知っておきたい問題がある。(所得税が減り、住民税が増えた“増税”のカラクリ;「道路特定財源」の見直しとは?;私たちの「年金」はどうなるのか?)
第3章 経済の問題―株式市場や日銀の大きな動きに加え、私たちの雇用形態までが変わろうとしている。世界の経済は、どう変わろうとしているのか?(株式上場と逆の動きがあるのはなぜ?;「中国がクシャミをすると日本が悪寒を覚える」;日銀の「金利引き上げ」、そもそも金利とは?引き上げってどういうこと?;ホワイトカラー・エグゼンプションとは?)
第4章 世界の問題―北朝鮮問題、日中関係、中東問題。めまぐるしく変化する「世界の動向」を社会人の常識として知っておこう。(六ヵ国協議で決まったこと;日中関係が劇的に好転した理由は?;中東問題ますます難問に)
第5章 教育・医療・環境の問題―いまの問題は、すべて未来につながっている。教育も医療も環境も、次代を担う子どもたちへ私たちができることは何か、考えよう。(教育委員会とは何か?;「ゆとり教育」はどうして生まれたのか?;鳥インフルエンザとは?;二酸化炭素の「排出権取引」はどうやるのか?)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。科学・文化部記者を経て、NHK報道局主幹に。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として大活躍。わかりやすく、丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広く人気を得る。2005年3月にNHKを退職し、フリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

29
さすが池上さん。少し古いが大まかな知識が分かりやすく書かれている。なかでも興味のあった「中央省庁の天下り規制」と「裁判員制度」について納得した。2013/04/07

14
2007年に読んでいたらよかったな、と思うものばかり。日中の関係はやっぱりその当時より悪化しているのは仕方のないことなのかな。興味のあったキーワードは教育についてだったけれど、そのほかの税金についてや裁判員制度、国民投票法などについてもわかりやすく書いてあってよかった。2014/04/15

tokkun1002

4
2007年。少し前の情報をみると今がよく分かる。中国は大きく変わったね。北朝鮮は核を手にし、思うままのようだ。ゆとり教育は役目を終えた。2020/03/24

椿

4
2007年の本。あ〜そういえば、こんなことあったよね、と思いながら読んだ。「日中関係が劇的に好転した」とあって、戸惑ったよ。池上さんの、最近の本が読みたいなぁ。2014/09/09

はづきち

3
オーディオブック。「いまの日本」とありますが、刊行は2007年なので情報はちょっと古いかな。でも相変わらずわかりやすいです。談合、天下り、裁判員制度、年金、金利、ゆとり教育、鳥インフルエンザ、地球温暖化など、今の日本に至るまで何があったかを知るのはいいのではないでしょうか。最近池上彰さんの本をオーディオブックで聴くときは2回通していて、1回目は1.3倍速くらいでわりとじっくり聴き、2回目は2倍速でだーっと流します。1回目で聞いたことを思い出すためという感じです。2020/07/06

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