内容説明
嫌われることを恐れないで。無視されることを怖がらないで。ちょっと自分を変えると、生きやすくなる。マスコミで活躍中の精神科医が説く、不安な時代のこころの処方箋。
目次
１ なぜ不安なのか、自信がないのか―規範を見失った社会の病理
２ 真面目な人はなぜ心を病むのか―空洞化された心の落とし穴
３ テレビゲームは私たちの心にどう影響するのか―バーチャル・リアリティから現実の出会いを育てる
４ コンピュータは人間の心を変えるか―科学の向こうの人智を超えた神秘
５ 孤独と絶望が癒されるとき―精神科医としてできること
６ 欲望の飼い馴らし方が上手な人下手な人―無意識下に潜む人間の衝動
７ ただの自分になると生きるのがラクになる―人間は「他者との語らい」の中でしか生きられない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スノーシェルター
6
あんまりラクにならなかったな。100ページ過ぎたあたりから興味は出たけれど。他のも読んでみよ。2011/04/20
moji
1
う、うーーーん。全体的にタイトルのラクな心で生きるための7章から逸れている気がする。例えば、女性学者のスタイルを〜だろうと決めつけていることに少し違和感があった。もしそのスタイルをとっている女性に「違う、私は〜」と言われても、違うよね、心の底ではヒステリーになるのを防いでいるためよねとかいいそうだなとか思ってしまった。もしも自分が精神的に悩んでいて助かりたいなあとか思った時に読む本としてはオススメできません……2021/05/25
