内容説明
本書では、アムネスティ・インターナショナルがこれまでに受けた死刑に関する多くの疑問や質問のなかからいくつかを選んで、それに答えるという形で、なぜ死刑に反対しているかを述べています。
目次
人を殺したのだから、死刑になっても仕方ないのではないでしょうか?
死刑制度は私たちの社会を守るために、やはり必要なのではないでしょうか?
日本には死刑廃止に賛成する人がどれくらいいるのですか?
死刑がなくなると、凶悪犯罪が増えるのではないでしょうか?
被害者遺族の気持ちを考えると、死刑は絶対に必要なのではないでしょうか?
死刑は「残虐な刑罰」なのでしょうか?
誤った死刑判決で無実の人が処刑されたことはあるのでしょうか?
日本では、毎年どれくらいの人が死刑の判決を受け、そして執行されているのですか?
同じ殺人罪でも、死刑になったり無期刑になったりします。その境界を定める基準はあるのでしょうか?
死刑囚は外部の人たちと自由に連絡はとれるのでしょうか?〔ほか〕