感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいと
29
本能寺の変の時に、明智光秀に仕えていたのに秀吉とかに殺されなかったのにとてもおどろきました。いろいろな戦いに参加していてどれも活躍していてすごいなと思いました。最後に「真歌音」が見つかって才蔵が早奈美に渡すことができたので良かったと思いました。2017/01/27
yamakujira
7
関ヶ原の笹の葉くらいしかイメージがなかった可児才蔵をどう調理するのか興味深く読んだ。斎藤家でも明智家でも出世できなかったのは、運が悪かったのか、将才に欠けていたのか。合戦シーンを切れ切れにつないだ構成は、読みやすいけれど平板で物足りない。笹の葉も唐突だし、関ヶ原をもっとクライマックスとして盛り上げればよかったのに。真歌音も後半は存在感が薄くなっちゃうし、主取りを源佐衛門に任せてばかりで、創作余地を生かしきれてないなぁ。福島家の没落を見ないで逝けたのは幸せだったかもしれないね。 (★★★☆☆)2016/10/18
カール
7
最初の20ページ位で「あ、この小説は絶対面白い。」と思った。案の定、たった2日で一気読みしてしまう。「面白さと勢いがあれば多少の粗も目立たない。」という言葉をどこかで聞いた覚えがある。今まで苦楽を共にした仲間が急にフェードアウトしたり、前振りと思った場面が度々ありながらも結局何もなく終わったりするのが、読んでいて結構悲しかったりする。しかし、しかしそんなのが正直どうでもよくなるくらい面白いんだ。時代を駆け抜け、戦国の三傑とも対面し、ある約束を守るために戦い続けた男・可児才蔵の生き様とは?是非とも読むべし。2016/09/18
Book Lover Mr.Garakuta
4
侍魂を見せつけられ。さらに主君を変えながら生きていく様は、何となく個人的に閉塞感を感じる現代日本に一石を投じる本と思う。2018/10/15
ちなシケ
0
⭐️⭐️⭐️⭐️2017/12/25