ハルキ文庫<br> 史記―武帝紀〈4〉

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ハルキ文庫
史記―武帝紀〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 411p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758437790
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

前漢の中国。匈奴より河南を奪還し、さらに西域へ勢力を伸ばそうと目論む武帝・劉徹は、その矢先に〓(かく)去病を病で失う。喪失感から、心に闇を抱える劉徹。一方、そんな天子の下、若き才が芽吹く。泰山封禅に参列できず憤死した父の遺志を継ぐ司馬遷。名将・李広の孫にして、大将軍の衛青がその才を認めるほどの逞しい成長を見せる李陵。そして、李陵の友・蘇武は文官となり、劉徹より賜りし短剣を胸に匈奴へ向かう―。北方版『史記』、激動の第四巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部法律学科卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長篇部門、91年『破軍の星』で第4回柴田練三郎賞をそれぞれ受賞。近年は、時代・歴史小説の分野にも力を注ぎ、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、06年『水滸伝』で第9回司馬遼太郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

95
司馬遷が活躍し始めてきた。そしてどちらも世代交代の時期なのか、人の入れ替わりの激しい巻でもあった。人の死、そして後世を育てる事の大切さ、次世代の活躍に期待。2014/04/04

優希

67
戦闘場面は殆どなく、登場人物たちの会話や自己の対話が多い感じがしました。漢と匈奴の戦いは一旦幕を閉じ、静かに物語が流れているようですが、それがまたいいですね。今まで活躍していた衛青が死に、劉徹が迷走し始めるも、大きな流れはありません。頭角を現して来た李陵が漢の新たな可能性なのでしょうか。物語は登場人物を変え、どう動いて行くのか。新章の幕開けですね。2015/02/10

Kircheis

48
★★★★☆ 衛青も死に、これからは李陵が中心となって引っ張っていきそう。そもそも北方さんが中島敦の「李陵」に憧れて書いたのがこの「史記」だから当然か。 李陵の親友蘇武や「史記」の本来の作者司馬遷も今後活躍の予感。2018/03/04

さいたまのたぬき

47
武帝紀第4巻。 読んでいてその判断の悪さに思わず 物語なのにイライラとさせられてしまうような 劉徹の状況が描かれる。 出自が似ているというだけで 才能のかけらもない人物を取り上げたり 反対に思い付きで若い才能を潰したりし始める。 英邁な君主も一度歯車がずれるとこうも たわいもない状態になってしまう。 反面匈奴では兄弟が次々と単于を担い 逼塞していながらもじわじわと力を蓄えていく。 李陵、蘇武、司馬遷とこの後物語の中心に 躍り出る人物が現れ始めるところがなかなか良い。 2015/11/05

ななこ

40
衛青が可愛がっていた李陵が、頭角を現し始める。幼馴染の蘇武は、李陵と比べるとどうしても…という所があったけれど、匈奴の地へ派遣されてからは男前!敵国へ使節として行くなんて、本当に死を覚悟していなくちゃできない事だなぁ。衛青、霍去病がいたころには輝きを放っていた帝は、死への恐怖へと取りつかれるようになり、愚帝への第一歩を踏み出してしまった。漢の外側から見た帝への評価が、あまりにも酷い。頂点を極めた人間というのはこうやって堕ちていくのだろうか。反面、匈奴の呴犁湖はなんと潔い事よ。2016/05/15

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