内容説明
一九九八年八月、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマがニューヨークにて行った講演の内容をもとに、仏教哲学から仏教の基本的な教えを理解する方法をはじめ、日々の生活のなかでもできる「実践的瞑想法」を会得する手法、いつくしみとあわれみの心を育てる手法など…。ユーモアを交えながら、やさしく説くダライ・ラマの十五の教えと平界平和へのメッセージ。
目次
幸せになりたい
瞑想から始めよう
物質世界と非物質世界
カルマのしくみ
煩悩を乗り越える
広大行と甚深行―道程の二つの側面
あわれみの心を育てる
あわれみについての瞑想
偏りのない心を養う
菩提心にいたる二つの道
心を一点に集中させる
奢摩他の九段階
智恵―空とは何か
求職の悟りの装置
菩提心を発する
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジンギャツォ[ダライラマジュウヨンセイテンジンギャツォ][Dalai Lama]
1935年、チベット、アムド地方のタクツェルに生まれる。幼くしてダライ・ダマの転生者として認定され、1940年にポタラ宮殿において即位する。中国のチベット侵攻にともない、1950年にチベットの政治・宗教の指導者の地位につくが、1959年にインドへ亡命、ダラムサラに亡命政権を樹立した。1989年、長年にわたる平和的独立闘争が評価され、ノーベル平和賞を受賞。現在も、精力的に世界各地をまわり、チベット問題の平和的解決を訴え、またチベット仏教の教えや、地球規模の平和と幸福について説きつづけている
塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。1966年生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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