内容説明
日本経済新聞に連載された「随筆ひとり漫才」、「週刊朝日」に連載された「アナーキー・イン・ザ・3K」を初めとする真理への希求と言葉への愛が炸裂する珠玉のエッセイ集、待望の文庫化。
目次
1 随筆ひとり漫才(小銭の豪放;個性の苦苦苦 ほか)
2 アナーキー・イン・ザ・3K(往来の事情;座席獲得の憂鬱 ほか)
3 愛の炸裂(人生の野坂昭如;自分は美沢さんの文章が好きだった ほか)
4 大阪のこと(大阪あっちゃこっちゃ;もはや何語かわからない ほか)
著者等紹介
町田康[マチダコウ]
作家、歌手。1962年、大阪府生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を開始。81年、INUで「メシ喰うな」を発表。97年、処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞を2000年『きれぎれ』で芥川賞を、01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞を、02年『権現の踊り子』で川端康成賞を、05年『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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