ハルキ文庫
棟居刑事の殺人交差路

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758432061
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

愛し合う男と女、欲望の行き着く果ては―不倫現場を妻の潤子に目撃され、もみ合ううちに、彼女を殺害してしまった島崎は、「完全犯罪」をもくろみ、死体を車のトランクに積み、丹沢山中へ運んだ。が、トランクに入れたはずの死体が、消失していた。途中で若い女の車と接触したが、あの時にもしや…。男と女のあくなき欲望が複雑にからみ合った事件の闇を、棟居刑事が鮮やかに推理する。人間の心の深い暗部に斬りこむ長篇ミステリー。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、熊谷市生まれ。青山学院大学卒。69年、『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、2003年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。推理小説、歴史小説、ドキュメントと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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