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ハルキ文庫
レッド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758430395
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

環境庁の外郭団体に出向させられた元マル暴の刑事・相馬春彦は、仕事の情熱を失った日々を送っていた。そんなある日、山形県にある「蛇姫沼」の環境調査を命じられた相馬は、陸上自衛官の斎木明とともに戸峰町に赴く。だが、町の様子はどこかおかしい。なにかを隠しているような町役場助役と纏わりつく新聞記者。そして「蛇姫沼」からは、強い放射能が検出された―。いったい沼に何が隠されているのか?相馬たちを待ち受ける壮大な陰謀とは?傑作ポリティカル小説。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社を経て執筆に専念
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よむよむ

25
上司を告発して飛ばされた刑事と、ひとクセありそうな陸自官がなぜか一緒にある沼の調査に・・・町役場から永田町、果ては米大統領が絡んでくる展開が意外で、なかなか面白かった。マジ、日本てナメられてるよね~2011/02/10

gonta19

13
2010/7/22 Amazonより届く 2010/8/23~8/24 環境庁の外郭団体に出向させられた元マル暴刑事相馬は、ある日山形県の「蛇姫沼」の環境調査を命じられる。上司は行って適当な報告書を書けばよい、といかにも裏がありそうな命令をする。自衛隊から同様に出向できていた斉木とともにしぶしぶ出かけた相馬は、沼で強い放射線を検出する。いったいこの沼には何があるのか?沼に人を近づけまいとする謎の外人マクマイヤーは何者なのか?  今野氏の昔の作品。国際陰謀物である。ちょっと話の展開がありがちではあるが、2010/08/24

Kaz

12
これって、潜入捜査と設定がかぶっていますよね。ちょっと残念です。最後のグリーンベレーとの戦闘はちょっとやりすぎ。さすがに、新聞記者を含む4人がすべて生還するのはありえんでしょう。今野作品だから何とか様にはなりましたが。2015/11/07

ラプトル

8
正義を信じて所属する組織に抗った男。国を護るという信念のために居場所を失った男。真実を求め追究する男。 祖国の過ちから人を護るために戦う男。生まれ育った故郷のために全てを投げ打つ男。日本の国益のために他の全てを犠牲にする男。 片田舎に置き去られた脅威をめぐり、それぞれの正義のために戦う男たちの物語。 著者の小説に共通する「魅力的なキャラクター」たちがとてもカッコイイ小説です。2011/01/17

太陽の塔

7
ある外郭団体に出向している警察官と自衛官が国の秘密を明らかにしていく戦い。ストーリーが大き過ぎるのか、いまいち乗り切れないところがあったなぁ。大雑把な感じというか。でも、さらりと読めたので今野さんの警察ものも次回挑戦しよう!2013/04/09

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