内容説明
『スマブラ』とか『メテオス』とか『そだてて!甲虫王者ムシキング』とか、ゲーム作った人が書きました。週刊ファミ通で大好評中のコラム1年分+アルファを収録。
目次
Game Developers Conference 2004
マップは便利
楽しんだもの勝ち
読者の手紙から
カプセルの中のゲーム機
ゲームを作る動機とエゴ
タッチパネルをつつく意義
読者がオンラインゲームに思うこと
ファミリーベーシック師匠
『ディグダグ』の完璧なゲームデザイン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
7
「ゲーム性」というのはゲームを語る言葉としてとても重要なものだが、しかしゲーム性の本質というのを更に突き詰めるのは難しい。著者はそれを「リスクとリターン」という言葉で表現して、システムにより管理されたリスクとリターンのバランス、適度なストレスと爽快感を重視している。どのエッセイもそれぞれの話題についての柔らかな口当たりながら、そうした「ゲーム自体の原初的な正しさ」を原初的な部分まで遡って考えているのが伺えて、氏のゲームクリエイターとしての誠実性が全編伝わってくる。メテオスが水口哲也とのタッグと今見ると豪華2019/01/25
ショーリ
2
『スマブラ 』の生みの親、桜井さんが週刊ファミ通で連載しているコラムをまとめた本。10年以上前のものだけど、当時のゲームを色々振り返ることができて楽しい。桜井さんのゲーム観、真摯にゲームに向き合う姿が、誰にもわかりやすい平易な言葉で綴られているのが良いです。ものづくりをしている人の考え方が載っている本が大好きです。2019/02/07
color_box
0
桜井さんのゲーム哲学がわかる一冊。 文体も非常に和やかで作者の性格を反映しているのかもしれない。2014/05/19
AR
0
幼い子どもがピカチュウやウルトラマンを操れることに歓喜し、飛び跳ねたりする。それをしっかりと心に刻んでる桜井さん。案外、見逃してたものも見つけられる。前線で活躍するゲーム開発者であり、だからと言って強く意見を主張するような本ではないので気軽に読める。(ゲーム脳についても、まぁまぁ、で文句を言わない、すごい人)2012/07/02
rarihoma
0
信者向けの本2。2010/01/19