内容説明
家は街の環境をつくるとてもたいせつなものです。そして人が安全に暮らすためには、家はじょうぶでなければなりません。家をつくるうえでのきまりとくふうを常に見直す必要があります。建築家・堀啓二さんが模型をつかってわかりやすく解説します。
著者等紹介
堀啓二[ホリケイジ]
1957年福岡県に生まれる。1980年東京藝術大学建築科卒業。1982年同大学院建築専攻修了。1987年同大学建築科助手。1989年~山本・堀アーキテクツ。2004年~共立女子大学家政学部生活美術学科建築専攻助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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t80935
3
今の住宅は、たくさんのきまりに基づいて作られているけれど、そのきまりは建築の専門家じゃないとなかなか気づかない。この絵本では模型やイラストでわかりやすく住宅を作る際のきまりやくふうを紹介している。とてもわかりやすかった。|"さまざまな建築のきまりは、その精神を理解し、それをみんなが共有しまもることによってはじめて、よりよい建築や街ができるはず"2015/11/06
読み人知らず
1
このあたりをきちんと覚えておけると将来建築家になったときにいいかもね。 2007/08/20
sayu deborah+
0
印象としては小学校高学年〜? 「街にはなにがある?」道路がある、学校が、図書館がある、そう、街には建物がある・・・との出だし。現代の住宅建築におけるきまりごとやこれからの住宅のめざすべきものなど、平易な文章で綴られる。「地球を熱くしない」という項目が良かった。屋上を緑化するなどのアイデアがいい。あと「風水」の説明も。風水とは占いではなく、まわりの環境を考慮して家を造るという考え方の事なのですね。大きな災害がもし起こったとして、街を復興するときに大切なのは、そこに住む人のそよ風を感じる心なんだろうなあ2013/06/02