出版社内容情報
「廃墟は荒廃した場所ではなく、新たな再生の場所である」廃墟写真の第一人者が写しだす、緑に覆われた廃墟の物語。
「廃墟は荒廃した場所ではなく、新たな再生の場所である」廃墟写真の第一人者が写しだす、緑に覆われた廃墟の物語。
内容説明
ラピュタ化する廃墟、変奏する植物群。20年間の撮影の果てにたどり着いた前人未到の廃墟美写真集。
著者等紹介
中筋純[ナカスジジュン]
1966年和歌山県生まれ。写真家。東京外国語大学卒業後、編集者としての出版社勤務を経てフリー。写真家になる。雑誌、広告関係の撮影を行うかたわら日本の産業遺構を撮影。2007年よりチェルノブイリ取材を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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山田太郎
45
なぜかこう廃墟好きなのは何か自分の性格に問題があるのではないかと思いつつ雑草はなんでこんなにすぐのびるのか空き地管理させられてる自分としては不思議というか2018/01/13
かわうそ
12
これはあれだ、宮崎駿が好きそうな風景だ。またはその作品が好きな人が好みそうな一冊だ。人工の建造物が、かつてあった生活の息づかいをどこか漂わせながら静かに森にのまれていく。錆び、朽ち、還る。「時間」というものを確かに感じさせる写真集。人の居る場所は人が居続けないと、自然に「解けて無くなる」のだろう。静かで畏ろしく、厳しくも優しい。すごいなあ...2016/08/25
てつJapan
11
【とても良かった】緑に浸食されていく廃墟の写真集。まず素人ではとれない。一面緑の平原の中にぽっかり浮かぶ松尾鉱山とチェルノブイリが良かったです。2020/08/19
まりこ
11
図書館より*廃墟フェチですで・・・。胸がざわざわする。北海道とうやこ幼稚園に通った方はいませんか?静岡県富士ランドで遊んだ方いませんか?大分県志高ユートピア・岡山県旧城南中学校・・・。廃墟になり植物が群がっています。美しいけど悲しい写真集。2016/05/29
シグマ
7
帯にラピュタとか書いてあったのに別に関係なくね2015/04/07