見えないチカラ―視覚障害のフリークライマーが見つけた明日への希望

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757220126
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

28歳で、失明の告知。不安と絶望に襲われ、失意の底に沈んだ日々もあった。視力を失うことで、自分にできなくなることばかりを数え、うつむいて生きていた時期もあった。でも今は、上を向いて生きている―。

目次

プロローグ キリマンジャロの山頂にて
第1章 直感!やってみたい
第2章 新しいライフスタイルを発信したい
第3章 失明の告知!落ち込むだけ落ち込んだ
第4章 何とかなるさ
第5章 わが道はどこへ続く
第6章 登り続けることで見えてきたこと
第7章 希望と期待、そして焦り

著者等紹介

小林幸一郎[コバヤシコウイチロウ]
フリークライマー/NPO法人モンキーマジック代表理事。1968年東京都生まれ。16歳でフリークライミングと出会う。大学卒業後、旅行会社、アウトドア用品販売会社を経て33歳で独立。28歳のとき、「網膜色素変性症の類縁疾患、錐体桿体機能不全」という目の難病が発覚。将来失明するという診断に失意の日々を送るが、その後のさまざまな出会いから現在の活動を開始。2006年ロシア・エカテリンブルグで開催の「第1回パラクライミング選手権」視覚障害者男子部門優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

majiro

9
いましろたかしさんの本の帯にあった「死ぬまで生きる。それしかない。」というのが、いい言葉だなあと思って、いわゆる座右の銘のように思っていた。こう言ってはなんだけど、いましろさんも、小林さんも、自分よりもずっと生きるのが下手だと思う。しかし、自分よりもずっと懸命に生きているように思われ、正直、頭がさがる。もっともっと、頑張れるのだから、頑張らなくては。2015/12/07

KAORU SUZUKI

4
小林さんの生きざまがひしひしと伝わってきました。旅行会社のバブリーな時代から、npo設立や、世界選手権での活躍。エリックとの出会いは、やはり引き寄せの法則かなと!2016/04/14

Humbaba

2
今まで見えていたものが見えなくなるという恐怖.それに打ち勝つことは,容易なことではない.自分の好きな事を見つけ,それを同じ境遇にいる他の人にもできるようにする.それを続けてきたからこそ,本当に充実した人生となるのだろう.2012/05/09

yukinko

0
今日、著者である小林さんのお話を聞き、昨年の「ワールドチャンピオンシップ」の映像作品も見せていただいた。そこでいろいろ感じて考えて... なので、帰りに立ち寄ったスタバで一気に読み上げた。すごい人生。人は悩みながら生きている。それぞれがもつ条件の中で、どれだけチャンスをつかめるか。やりたいことを見つけ出せるか。下を、後ろを向いてばかりの自分が恥ずかしい。岩に向かっているとき、どんなことを考えるか、聞いてみたかったな。私は... ただただ登りきることだけを考えてた。そういうことが大事な気がした。2012/07/08

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