内容説明
大震災、原発、ホメオパシー、ＵＦＯ…トンデモを見抜けば、日本の未来が見えてくる！？明日を信じるすべての日本人に捧げる、これが２０年目の「トンデモ本の世界」だ！と学会結成２０周年公式記念本。
目次
第１章 これがと学会だ！（と学会とはなにか；トンデモにはどのようなものがあるか；これがトンデモだ！ ほか）
第２章 これがと学会の実態だ！（と学会とはどんな活動をしているのか；と学会活動報告；トンデモ本大賞とはなにか ほか）
第３章 と学会を一〇〇倍楽しむ！（人はなぜトンデモにハマるのか；世の中を騒がせたトンデモ人物列伝；第２０回日本トンデモ本大賞選考会 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
54
わずか１ヶ月を隔ててトンデモ本の紹介を続けて出版したのだから、２０年目のと学会はすごかった。陰謀論・疑似科学・超能力などに加えて、マンガ・教科書にトンデモを見いだすなど、「と」の世界が一段と広がっていることがわかる。こういう一連の出版があったからこそ、世の中にはびこる罠を避けることがてきたし、また見え透いたウソを楽しむスタンスも取れたのだと思う。今見渡せば、サブカルチャーのコーナーには、怪談や都市伝説本が満ちあふれているけれど、どれだけ懐疑の目と余裕をもって接しているのだろう。と学会の新作が現れてほしい。2023/06/14
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
54
と学会20周年記念本。と学会入門書でもある。西原理恵子、荒俣宏、大槻ケンヂ、松尾貴史、高須克弥も登場という豪華版。新しいトンデモ本もあれば、お馴染みのトンデモ用語や人名辞典もある（これが面白い）。原田実の偽史に纏わる一連の文章が面白い。多田克巳の妖怪の履歴書も良い。皆神龍太郎の陰謀論解説も面白い。大満足の一冊。それにしても大川隆法の霊言はますます凄い事になっていますな（笑）。やはり笑いのある強味。2013/10/28
ドラマチックガス
5
「読者を愚弄する『偽書』に騙されるな」と「今さら人に聞けないトンデモ用語の基礎知識」、「世の中を騒がせたトンデモ人物列伝」は秀逸。トンデモ系で困ったときの辞書代わりによい。後は大川隆法関連でむせるほど笑った。まさかの正誤表・・・2017/03/10
青龍二世
4
発行された時に買い逃し、本屋に取り寄せたもの。「トンデモ人物列伝」がよかった。大川某、トンデモ発言もすごいけど、こういう人についていく信者がいることが、もっとすごい。2018/07/28
猫
4
初めて触れました、と学会の世界。そういう人にお勧めの本らしい。なるほど。信じられないものは「ないわー」と一蹴し、ちょっと理論的に来られると言われてみればそういうものなのかなぁ…と信じてしまうところがある為、この本で取り上げられるようなトンデモとの戯れ方はちょっと新鮮だった。2013/09/15
