内容説明
非モテも不況も怖くない「がんばらない」が世界を変える!「カネ」「モノ」「個人」の時代は終わった!「豊か」であることを素直に認めれば、僕らはもっと楽しく生きられる。
目次
1 カネ持ち、モノ持ちは、もはやダサイ!
2 知恵やコンテンツはそもそもフリーである
3 仕事の報酬は、カネから体験に変わる
4 会社、学校、家族のいいとこ取りした新組織
5 個人という幻想が終わり、他人同士が家族を作る
6 世界支配は、機械政府に任せてしまえ!
7 働かなくても飢え死にしない時代がやって来る
8 沖縄と北海道は独立国に、日本は「合県国」に
9 「僕らはすでに豊かだ」からスタートしよう
著者等紹介
岡田斗司夫[オカダトシオ]
1958年、大阪市生まれ。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やMIT講師を経て、大阪芸術大学客員教授。社員が給料を払うユニークな会社オタキングexを設立
小飼弾[コガイダン]
1969年生まれ。投資家、プログラマー、ブロガー。カリフォルニア大学バークレー校中退。株式会社オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)の取締役最高技術責任者(CTO)を経て、現在ディーエイエヌ有限会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
22
対話形式で、今後の日本について、好き放題にしゃべるお二人だけれども、小飼さんは読書量がハンパないから(1日10冊?) でるは、でるはの面白い発想。中盤からベーシックインカムの話ばかりで盛り上がっており、なんか仕事忘れて楽しそうにしゃべっている感じ(笑)2016/03/20
qwel21
6
かなりの極論連続ですが、それでも無根拠の暴走というわけではなく、ちゃんと考えてみると確かにそうかもと思えてしまう。未来を見通す1つの視点として、非常にエキサイティングな一冊でした。2010/11/25
柊
5
ふたりの発言内容自体は好きなんだけど、どうしても生存者バイアスもりもりなのがね・・・・・・やり方を真似れば良い、じゃなくて、後追いしても僕らみたいにはなれないって言ったほうが良いんじゃないかと。あと、この頃に岡田斗司夫が構想してる寺子屋制度がのちにオンラインサロンとして莫大な収益源になるんだから、「エンジニアは妄想が先にないと何もできない」っていうのは本当なんだなと感じた。まあ脳天気な未来予想図が無いと今後の指針、目標や希望なんて持てんわな。2023/03/23
たいそ
4
豊かさとは何か。なぜ働くのか。あと、お金について。「自分が自分の客になるか」「育てる発想」「エンジニアはイメージが先にないと実際のモノを作れない」「買ってもらえるモノやサービスは儲かるから働くと思っている人には作れない」「手を動かしてみないとわからないことはある」といったことが参考になった。「普通の人が普通のことをして収入を得られるビジネスモデルはもう成立しなくなっている。」2013/08/11
kzmt
4
ベーシックインカム導入すれば時給が下げられるって話は目から鱗。2012/05/06