貧乏人大反乱―生きにくい世の中と楽しく闘う方法

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757215658
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

「素人の乱」店主「貧乏人大反乱集団」主宰の松本哉が初めて明かす、バカバカしくも豊かな、闘争と貧乏三昧の半生。「自転車返せデモ」「家賃をタダにしろ一揆」などの、マヌケで崇高な闘いを通してつちかってきた、ある意味最強の生き方を語り尽くす。

目次

1 貧乏人大反乱前夜―松本哉ができるまで
2 法政の貧乏くささを守る会
3 逮捕と裁判
4 貧乏人大反乱集団
5 素人の乱
6 とんでもないデモ!
7 杉並区議会議員選挙に出馬!
8 世の中と楽しく闘う方法

著者等紹介

松本哉[マツモトハジメ]
1974年東京都生まれ。「素人の乱」5号店店主。法政大学在学中の96年「法政の貧乏くささを守る会」結成。97年「全国日本貧乏学生総連合」(全貧連)結成。2001年「貧乏人大反乱集団」結成。05年リサイクルショップ「素人の乱」を高円寺にオープン。「素人の乱」「貧乏人大反乱集団」「高円寺ニート組合」などの名前で、「3人デモ」「俺の自転車返せデモ」「PSE法反対デモ」「家賃をタダにしろデモ」など独自の笑えるデモを行なう。07年杉並区議選落選(1061票獲得)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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FUJI燦々

4
面白そうな生き方をしているなぁ。2020/03/23

kaz

3
ますます窮屈さが増していく昨今。自由の風なんてもはや留まって砂漠のような環境でみんな死にそうな顔してヒイヒイ言って働いている。そんな世界はまっぴらごめんだ。と思っている人にとってこの本は一陣の風となって愉快にくすぐり読み終わる頃には不思議と開放感と自由への意志がメキメキ湧き上がってくるのを感じるだろう。松本さんの飲みの席に参加してるような感覚になったが実際そのようにして書かれたらしい、笑 超面白かった!面白いことしたい。2019/08/04

ykengo

3
リサイクルショップを経営しながら、クリスマス粉砕デモ、家賃をただにしろデモ、俺の自転車を返せデモとわけのわからないが面白いことをやっている素人の乱代表、松本哉さんの半生記。デモなどをお祭り騒ぎとして楽しんでいるのが本書を通して伝わってくるが、そうした活動の根底にある彼のコミュニティ観や自治に対する考え方は至極まっとうだった。その証拠にリサイクルショップをやっている高円寺では商店街のおじちゃんおばちゃん達に信頼されているようだ。これを読むと自分はなんて汲々として生きてきたんだろうと考えさせられてしまった。2013/06/20

清 義明

1
亀戸の団地という名前のゲットーから出てきた、左翼崩壊後のリバタリアン・・・ってとこかな。 基本は、昔のアーナキストが言っていた「生の拡充」。 やっぱりアウトノミアだわな。アーナーキスト。 そういう意味で「世界中の好き勝手やっている奴ら」とうっすらと連帯している。ようするにマルチチュード。 2016/05/18

Hiroki Goto

1
「自治」を考え直す一冊。自分たちが住む町、それを行政・警察に全て決められていいのか?当事者がまちづくりをしないとそれこそ「住民自治」が死んでしまうのでは? 人口減少するなかで、これからがまちづくりという事が大事になってくる地方。 今まで読んできたまちづくりの本とは違った視点を貰える一冊。 大学入りたての頃に読みたかったなぁ…2016/02/14

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