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子どもを狙え!―キッズ・マーケットの危険な罠

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757211902
  • NDC分類 675
  • Cコード C0036

内容説明

「買うために生まれてきた子どもたち」本書を読み終えた読者は、この表現が誇張ではないことを理解できるはずだ。子どもたちの無意識をも呑みこんでいく、驚くべきマーケットの現実がここにある。

目次

1章 マーケットに呑みこまれていく子どもたち
2章 変化しつづける子どもの消費環境
3章 子ども向けCMのメッセージを読み解く
4章 増殖するコマーシャル・ウイルス
5章 公立学校の営利化が招く危機
6章 消費者としての子どもを解剖する
7章 ジャンクフード、麻薬、暴力
8章 消費文化が子どもの幸せを奪う
9章 子どもの自律性をどう育てていくか
10章 子どもをマーケットから守るために

著者等紹介

ショア,ジュリエット・B.[ショア,ジュリエットB.][Schor,Juliet B.]
ボストンカレッジ社会学部教授。専門分野は、消費者問題、経済学、家族問題。消費者団体ニューアメリカンドリームセンター設立世話人

中谷和男[ナカタニカズオ]
翻訳家。1936年生まれ。東京外国語大学卒業後、NHKに入局。海外特派員(アジア総局長、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長を歴任)を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

1
『浪費するアメリカ人』の著者による1冊。子供への節操の無きマーケティング活動への力強い糾弾。その筆致の力の入れようは消費の研究者の知見から、というよりはむしろナオミ・クラインのようなジャーナリスト的スタンスを感じる。子供への宣伝活動は驚くほど悪辣なもので、アメリカの広告産業についての内容とはいえ私たちの国にも多くが当てはまる。2011/07/07

かりん

1
5:消費社会が進みまくりのアメリカのキッズ・マーケットへの参入実態を暴いた本。いやぁ、衝撃。お金のない学校に「朝食を食べよう!」とかの教材をファーストフードの企業が作って提供し、見返りに得るものは子どもの財布ってこと!! 2008/01/19

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