内容説明
カレンダーをめくるのが待ち遠しい―１２カ月のお楽しみ通信。クラシックなカフェ、物語の中に出てくる憧れのお屋敷、自分だけの宝物を探す骨董市、大好きな映画のストーリーを重ねながら歩く街…。読めばきっとおでかけしたくなる、とっておきのお散歩コースをご案内します。
目次
お花見日和
１２カ月のお花見カレンダー
洋館日和
小説・映画で洋館探訪
噴水日和
東京名噴水めぐり
バカンス日和
おうちで空想バカンス
映画日和
私の名画座プログラム〔ほか〕
著者等紹介
山崎まどか［ヤマサキマドカ］
ライター。清泉女子大学文学部卒。「女の子」独自の目線で本や音楽、映画などのカルチャー情報をセレクトし紹介するウェブサイトＲｏｍａｎｔｉｃ ａｕ ｇｏ！ｇｏ！を主宰。女性誌、映画誌、カルチャー誌でも活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
27
【読メ乙女部】 淡い水彩画の装丁も素敵な乙女の東京お散歩ガイド。なんだか読んでいて「古き良き平成」という言葉が思い浮かぶ令和元年の初夏。こんなふうに贅沢に時間を過ごしてみたい…と地方都市に暮らす私は思うのでした。朝ごはんの項目が好きで、読んでいてお腹がすきました。しかし山崎まどかさんの本ってどれも「良い身分のお嬢さん」感が漂うのが、同じくお嬢さま学校出身の酒井順子さんとは異なるところなんだよなあ。素直に浸るには私も歳を取り過ぎているのかもしれない。2019/05/16
きつねこ
26
東京の四季を楽しむスタイルエッセイ。写真も文章もきれい。紹介されている場所も音楽も、時間の過ごし方も、ゆったりと贅沢ですね。季節ごとの行事歳時や、その時期ならではの楽しみを味わい尽くしたいなあ。2014/11/07
野のこ
22
山崎さんのこの一方通行のような文章がたまらん。ただ次々と紹介される映画のことを知っていればもっと面白かったはずです。春キャベツって美味しいね、でもピーターラビットみたいにひたすら生のままガジガジ食べるのはno", thank you. 乙女の気分を誘う妖精生息率ナンバー1の向島百花園が気になりました。7月の空想バカンス日和は、妄想好きの私にもぴったり♩と思ったけど山崎さんの妄想もすごし！！クリスマスのほしいリストは子ども顔負けの数々！「なんでもない日が今振り返ると特別な日だった」という文が印象的でした。2017/05/24
びわこっこ
17
東京へお出かけしたくなる、お散歩歳時記。季節の花とともに紹介される自然観察の場所は、森林セラピーを学んだ時に訪れた、新宿御苑や自然教育園、向島百花園。12ヶ月のお花見カレンダーも付いている。なんと❗12月はクリスマスツリー🎄。映画の話🎥骨董市、クラシックなカフェ☕✧と 散歩している気分になれる水彩画の装丁が素敵な本。テーマごとに本が紹介されていて、ブックガイドにもなる。子どもの本の店「ナルニア国」へ行って みたい。本と併せて紹介される音楽🎶をBGMに、ゆっくり読みたいですね(*^^*)v2022/10/17
翔（かける）
10
2月の朝食の章が好きだった。やっぱりおいしいものは読むだけでも楽しい。築地に行きたいなと思っていたのに、いつのまにか豊洲になってしまったなあ。2022/05/31
