内容説明
ベトナム戦争を終結させた、いま世界的に最も影響力を持つ禅僧が説く、あなたの心に、家庭に、コミュニティーに、そして全世界に平和が訪れるための、実践的な教えと心のトレーニング。
目次
第1章 真の平和とは何か
第2章 矢を花に変える―内面の変革の実践
第3章 平和は自分から始まる―個人の実践を世界へ
第4章 正しい行動は正しい理解から生まれる
第5章 和解―個人とパートナーのための平和の実践
第6章 愛するとは真に存在すること―子供と行なう平和の実践
第7章 平和を守る―共同体とサンガの実践
第8章 大いなる哀れみへの呼びかけ
終章 新しい世界倫理
付録 『わたしの平和宣言』
著者等紹介
ハン,ティク・ナット[ハン,ティクナット][Hanh,Thich Nhat]
1926年ベトナムに生まれる。禅僧、学者、宗教指導者。ベトナムで2度の戦争を経験したのち、人民を苦しめる暴力に平和的に対処する奉仕グループを組織したことから、非共産主義政権と共産主義政権の双方によって追放処分とされ、30年以上も亡命生活を送っている。ベトナム戦争の際は、南北ベトナムの和解に尽力し、パリ平和会議に仏教徒代表団の首席代表として参加。師が中心となって提唱した「行動する仏教(エンゲージド・ブディズム)」は、仏教の伝統的な瞑想修行を非暴力による市民的不服従の運動に結びつけたものである。現在は、フランス南西部に創設した仏教共同体「プラム・ヴィレッジ」で生活する
塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。翻訳グループ牧人舎所属。1966年生まれ。立教大学文学部卒
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