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人は悲しみで死ぬ動物である

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757209749
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0030

内容説明

妻に先立たれた夫は、なぜ、早死にするのか?悲しみ、喜び、怒り、不安、恐怖、ストレス…窮極の心理状態がもたらす「心因性死」の謎を500を超える実例をもとに解き明かすサイエンス・ノンフィクション。

目次

Introduction 人間は自らの心に殺されてしまう存在である(人間は「心の力」だけで本当に死に至る)
第1章 心因性死というドラマ―心が殺人犯となる四種類の悲劇(心因性死の謎を科学が解く;ヴードゥー死:強力な暗示がもたらす心因性死 ほか)
第2章 心因性死という症候群―人間は生と死の「二者一体」である(人間の「死」はどのように定義されるのか?;心因性死の必要十分条件とは? ほか)
第3章 自然哲学による考察―心因性死と人間の進化との関連について(神話文学における死の表象;心因性死に対する超越的・創造的な解釈 ほか)
最終章 総論としての心因性死―自らを「殺す力」は自らを「癒す力」でもある(心因性治癒:人間には必ず死が訪れる)

著者等紹介

シュミット,ゲーリー・ブルーノ[シュミット,ゲーリーブルーノ][Schmid,Gary Bruno]
物理学者、心理学者、精神治療医。1946年、アメリカ・クリーヴランドに生まれる。77年、アリゾナ大学で博士号を取得(理論物理学)。88年、スイス・キュスナハトC.G.ユング研究所で心理分析ディプロム取得。85~94年にかけチューリヒ大学病院・精神科研究所に所属。88年、チューリヒにて精神分析診療所を開業。95年からスイス・ライナウ州立精神病院にて心理療法の治療・研究にあたる

石井道子[イシイミチコ]
早稲田大学助教授。専攻は、ドイツ中世文学、比較文学、ドイツ語教育。1989年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eirianda

2
なんか、途中まではフムフムと読んでいたのに、『量子テレポーテーション現象』とか『生命系遠隔思考』とか……??? これは精神科医がひどい妄想を持った患者に取り込まれているんじゃないの? なんだかな〜。タイトルに騙された、しかも長々と読んでしまった。2014/07/27

海野藻屑

1
悲しいときこそ他者を求めるし、悲しむことによって人は人であることを学ぶんだな2017/05/12

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