知の創発―ロボットは知恵を獲得できるか

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757160057
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C0040

内容説明

最適性を追求した従来のシステムから、多様性と相互作用が生み出す新たなシステムへ。人間、生物、機械の「知」を、創発システムの観点から問い直す。

目次

第1部 群知能(みんなの動きが自然にまとまる?―並列、拡散、流れ;多くの物を運ぶ―群ロボット搬送システム;みんなで輪になる―知識の共有について ほか)
第2部 人間を含むシステム(多様性が鍵になる!―アイデアの沸く秘密;自らを外から見る―システムから脱出する能力;概念の違いを見きわめる―知的刺激による創発 ほか)
第3部 システムの実装(免疫的な知―自律ロボットの行動制御;力を合わせて働く―ミクロの機械;形を自在に変える―ユニット機械)

著者等紹介

関山浩介[セキヤマコウスケ]
1968年生まれ。東京理科大学諏訪短期大学生産管理工学科講師。群知能創発システム、自己組織化生産システムなどの研究に従事

吉田哲也[ヨシダテツヤ]
1968年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科助手。人工知能・計算機科学

市川純章[イチカワジュンショウ]
1969年生まれ。ロボット工学。東京理科大学工学部機械工学科助手

小田宗兵衛[オダソウベイ]
1956年生まれ。京都産業大学経済学部教授。京都大学、ミラノ聖心カトリック大学、サセックス大学に学び、多部門動学理論の論文のほか、計算機実験や論理学の経済学への応用を、さまざまな国際会議や専門誌などで発表している

石黒章夫[イシグロアキオ]
1964年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科計算理工学専攻助教授。ロボット工学、自律分散システム、創発システム。主な著書に、『免疫型システムとその応用』(共著、コロナ社)など

村田智[ムラタサトシ]
1962年生まれ。機械技術研究所システム工学研究室主任研究官。ユニット型自律分散機械の研究に従事

太田順[オオタジュン]
1965年生まれ。東京大学工学系研究科精密機械工学専攻助教授。ロボット工学。マルチエージェント・ロボット、ロボットのプランニングに興味を持つ

藤井輝夫[フジイテルオ]
1964年生まれ。東京大学生産技術研究所海中工学研究センター助教授。専門は微小スケール反応・分析システムの開発と、その海中工学への応用
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感想・レビュー

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Tatsuo Mizouchi

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☆☆☆ 工学系の創発、社会科学系とは発想が違うのが面白い。2017/12/22

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