マンガの居場所

マンガの居場所

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757150393
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

今後のマンガ研究の先端を担うべき若手研究者、香港でマンガ関係の仕事をしていた元マンガ家などによるマンガ時評。マンガに魂を差し出した書き手たちによる複眼的フィールド・ノート。

目次

1998年(“マンガ”を語る言葉;「まんだらけ」というところ ほか)
1999年(谷口ジロー『遙かな町へ』と私の仕事;辰巳ヨシヒロ、後ろむきの「大発見」 ほか)
2000年(『ONE PIECE』、マンガのど真ん中;キラキラ星の瞳のルーツは? ほか)
2001年(『バクネヤング』と逸脱;『昴』―青年誌にバレエマンガが登場 ほか)
2002年(今の少年マンガの「流行」は?;山下和美版『火の鳥』‐『不思議な少年』 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

32
毎日新聞の夕刊に連載されていたコラムのうち、98年~02年分をまとめたもの。けっこうコアな作品を扱っているので漫画が好きだと読んでいて楽しい(蒼天航路、天牌、かってに改蔵、AMONは特に嬉しかった)。また、海外のマンガ事情やフランスのバンド・デシネ、アメコミを取り上げていることや日本のマンガ界の構造的な問題点(漫画家のモチベーション維持の困難さ、薄利多売のビジネスモデル、売上低下の原因を外部に探そうとするなど)を指摘するなどとても視野の広いコラムになっている。切り口も面白いので読みたくなった漫画もできた。2023/02/07

亀野亜祐美

4
マンガをおもに主食にしている人の論評。小生には、まだはやかったか。 2014/02/04

とんび

0
持ち回りで書かれた漫画エッセイだから、視点が多様で良いね。ただまー、こういう文はインターネットで沢山読めるようになったこともあって、ありがたみはもう一つなかったりもする。2003年出版で、2000年前後の雰囲気を思い出せるのは良い。2013/04/18

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