内容説明
「成長」から「生活」へ―人々の生活の「場」としての地域を能動的に回復するための確かな指針を示す。
目次
序章 なぜ、いま地域再生なのか
第1章 地域再生を阻む日本の税構造―スウェーデン、イギリスとの比較研究
第2章 多様化する貧困と医療・年金危機―地域の安全はなぜ劣化しているのか
第3章 自治体行政の課題と役割―「市民の政府」に向けて
第4章 コミュニティと地域再生―縦割りの壁を超えて
第5章 生活公共の創造―家族生活から出発する
第6章 参加ガバナンスの可能性―市民活動の実践から地域を考える
終章 成長の先に地域再生はない
著者等紹介
神野直彦[ジンノナオヒコ]
1946年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学名誉教授、地方財政審議会会長。専攻:財政学
高橋伸彰[タカハシノブアキ]
1953年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。現在、立命館大学国際関係学部教授。専攻:日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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