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NTT出版ライブラリーレゾナント
日本語は死にかかっている

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757141902
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

内容説明

いつわるなこころを、ごまかすなことばを。背のびしない、正直なことば遣いは何処へ。知性ある日本語を取り戻すための話し方指南。

目次

序章 日本語は死にかかっている
第1章 紋切り型という低俗
第2章 保身はことばの品性を汚す
第3章 偉ぶる男は卑しい男
第4章 冗舌は駄弁の始まり
第5章 上品ぶるという下品
第6章 身ぶり口ぶりもことばのうち
第7章 恥ずかしい、卑しい、いやらしいことば
第8章 聞く力こそ話す力
むすび 美しい話し方への第一歩

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任。専門は日本書誌学、国文学。1991年に『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、1992年に『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、1993年に『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能楽、評論など、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryo

5
「知性ある日本語を取り戻すための話し方指南」の書(抜粋)「どんなに訥弁であろうとも、どんなに訛って口下手であろうとも、どんなにおずおずと恥ながらであろうとも、そこに誠実な真心があったなら、必ずその心から発せられることばは、美しい響きを放つにちがいない。」とても良かった。会話に苦手意識がある人は是非読んでみてね♪2022/06/05

ZEPPELIN

2
全体的に納得できる指摘が多い。テレビで毎日見るのはスポーツ番組くらいなので、腹が立つのは応援しているチームの敗戦くらいではあるけれど、それを伝えるアナウンサーの語彙の足りないことにはいつも驚く。いつも同じようなことしか言わない。スポーツを担当する以前に、日本語を勉強してもらいたい。ヒーローインタビューにしても、毎試合呆れるほど同じことしか聞かないのは、聞く側の頭が悪いのか、もしくは選手や観客の頭が悪いと思っているのか。今後もテレビを見る時間は増えそうにない2015/04/09

norio sasada

1
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/5ebfef39aac0248ec2d90ff7f8037bae https://note.com/norio0923/n/n9a79f1400b2a2009/02/01

ispanoman

1
いつの間にか無批判に、流行語を受け入れている現実を再認識できるとともに、発言するに見苦しいという感覚を持つことが必要。言語ボス、言語アイドルを探求したい。2016/09/30

かなもー

1
現代の日本語の使い方に警鐘を鳴らしつつ、日本語を使う姿勢こと、聞くこと話すことなど、日本語を取り囲むすべての事柄に己の熱弁を振るう文章が、個人的にとても胸を打たれた。手厳しい教科書のようでした。ためになる良い本だった。2014/06/24

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