NTT出版ライブラリーレゾナント
英語コンプレックス脱出

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140868
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、英語ができるようになる(する)ための本ではなく、英語なんかできなくてもいいと宣言する本でもなく、英語はできたほうがいいけれど、妙なコンプレックスを削ぎ落としたほうが断然愉快だ、ということを伝える本である。気がつけば、自然治癒していた…不毛なコンプレックスから抜け出す道。

目次

第1章 英語コンプレックスとは何か(その症状;その背景 ほか)
第2章 英語コンプレックス状況の変化(欧米崇拝の希薄化;「卑屈な」日本人論の減少 ほか)
第3章 私の英語コンプレックスの変化(私は英語ができた;私は英語ができなかった ほか)
第4章 英語コンプレックスの自然治癒(無理につじつまを合わせることをやめる;コミュニケーション・スキルを高める ほか)

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。東京大学教養学部並びに法学部卒業。77年同大学院人文科学研究科修士課程修了。83年ウィーン大学基礎総合科学部修了(哲学博士)。現在、電気通信大学人間コミュニケーション学科教授。専攻は、時間論、自我論、コミュニケーション論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rubix56

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読了 3h ☆☆☆ 英語というより、語学について考える本。言葉はネイティブのように流暢に話す必要なんかないと思わせてくれた。2015/04/10

Shinke Taeko

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★★★★☆2014/11/23

きぬりん

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日本人の英語コンプレックスが何に由来し、どう向き合うべきかを説く。第1章は1993年の論考の再録で、日本人の英語Cが欧米人への肉体C、マナーCとも共振するような根深い背景を持つと分析、その克服法として、自らのCを直視した上で対等な関係構築を目指すこと、「日本人らしく」英語を話すことを提唱。第2章では、その後10年経って欧米Cが徐々に薄らいでいることを、若者の態度や日本人論の言説の変化をもとに指摘。第3章では、著者自身のCがどのように低減されたかを叙述。総じて言えばCにきちんと向き合い、努力することが肝要。2020/09/13

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