脱「ア」入欧―アメリカは本当に「自由」の国か

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140714
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0036

内容説明

「定常型社会」における「社会保障」のかたちを追求してきた著者によるヴィヴィッドな体験を踏まえた「内政と外交」をめぐる論考&エッセイ。

目次

第1部 脱「ア」入欧(「テロ後」のアメリカにて;アメリカは本当に「自由」の国か;アメリカは「老い」を受け入れられるかー国際比較から見る高齢化社会と社会保障;アメリカとヨーロッパの「価値」の違いは何か―生命の政治学へ;私たちの社会はどのような方向に向かうか―定常型社会=持続可能な福祉社会;脱「ア」入欧―冷戦の意味と「日米同盟」の問い直し)
第2部 最初のアメリカ 1988‐90(アメリカ人の「アメリカ人論」;ボストン:エイプリルシャワーの街で;ビジュアル文化と時間的文化;“神”のある国と“神”のない国)

著者等紹介

広井良典[ヒロイヨシノリ]
千葉大学法経学部教授。専攻、医療経済・社会保障論、科学哲学。1961年生まれ。東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)。同大学院総合文化研究科修士課程終了後、1986年から96年にかけて厚生省勤務。この間、米国MIT大学留学。1996年千葉大学法経学部助教授。2001~02年MIT客員研究員。2003年より現職。著書に、『日本の社会保障』(エコノミスト賞受賞、岩波新書)、『アメリカの医療政策と日本』(吉村賞受賞、勁草書房)、など
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感想・レビュー

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Saito Seiichiro

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アメリカが突っ走ってきた資本主義に様々な欠陥が噴出している。資本主義が共産主義に打ち勝ったというより、多少延命出来ているに過ぎないのではないか。時間的文化とビジュアル文化という区分は、シンプルでわかりやすい。2021/03/30

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