現代日本政治の基層

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現代日本政治の基層

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140356
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0031

内容説明

日本政治の基層に流れる執拗低音とは何か。猪口政治学の10年の集成。

目次

世界秩序形成の原理と日本政治の基層―現代日本政治外交論の基本
種子島時堯からプラザ合意まで
官僚制の歴史からみる日本政治―徳川時代から今日まで
国際化時代の日本官僚制―「牧民官」型官僚の養成で事足りるのか?
政権党としての自民党
選挙と公共政策―一党優位体制下の多元的競争政治の実証分析
東アジアの政治体制比較
日米同盟からみた日本政治―新しい概念化による分析と展望
日本政治の外交能力
日本に国際的協調は可能か―岐路に立つ日本外交

著者等紹介

猪口孝[イノグチタカシ]
東京大学東洋文化研究所教授。1944年生まれ。1966年東京大学教養学部教養学科卒業。1974年マサチューセッツ工科大学大学院政治学博士号取得。1974‐77年上智大学外国語学部助教授。1977‐88年東京大学東洋文化研究所助教授を経て、1988年より現職。1995‐97年には国際連合大学上級副学長(国連事務次長補)を務めた。計量政治学やモデル分析を先駆的に開発したことで知られ、国際政治研究では、世界システム論、グローバリゼーション論、民主化論を取り入れた21世紀論を展開している。現在、ケンブリッジ大学出版局の「Japanese Journal of Political Science」とオックスフォード大学出版局の「International Relations of the Asia‐Pacific」の二誌の編集長を務める
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