内容説明
不祥事の続く株式会社、事件は起こるべくして起こったのである。欲望と幻想の社会、その呪縛に立ち向かう。
目次
第1章 経済的人間―大きくなり過ぎた経済のちから
第2章 信憑論―彼らが会社を愛した理由
第3章 幻想論―欲望がつくりあげた幻想
第4章 因果論―結果は原因の中にすでに胚胎し、原因は結果が作り出す
第5章 技術論―『ウェブ進化論』では語りえないこと
第6章 倫理論―『国家の品格』と日本人のなし崩し的な宗旨替え
著者等紹介
平川克美[ヒラカワカツミ]
1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒。77年(株)アーバン・トランスレーションを設立、同社社長を経て、99年米サンノゼにBusiness Cafe,Inc.を設立。現在、同社CEO、(株)ビジネスカフェジャパン社長、(株)リナックスカフェ社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夜梨@灯れ松明の火
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図書館2016/06/02
Hiroki Nishizumi
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ジョン・ケイや網野善彦の引用などでいいセンテンスが多いのだが、それでもなんとなく尻すぼみな印象。清水哲男詩集の「光を集める生活は それだけ深い闇をつくり出すだろう」の具体的解説が行いたかったと本人も言っているものの少々突っ込みが浅いかな・・・2012/02/07
Shinya Kusakabe
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『株式会社は、常に会社の存続という長期的な目的と利益の最大化という短期的な目的という互いに矛盾する目的とどのように調整しながら意思決定するかという課題を持っている』どす。2011/11/25
tk
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再読。2011/05/22
きこり
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平川さんに共感しはじめて拝読した著書。新鮮でした