ネットワーク・ヘゲモニー―「帝国」の情報戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757103030
  • NDC分類 319
  • Cコード C3030

内容説明

21世紀は国家の「高い壁」に閉ざされるのか、「グローバル・オープン・デモクラシー」の新しい未来が生まれるのか。多極化する世界システムの構造変化を読み解く。

目次

第1章 プログラムとしての覇権体制論
第2章 領土的覇権からネットワーク的覇権へ
第3章 米国の磁力とネットワーク
第4章 中国におけるネットワークとウォーリング
第5章 サイバースペースにおけるセキュリティ
第6章 情報技術(IT)から環境技術(ET)へ
第7章 ネットワーク社会のアーキテクチャとプログラム

著者等紹介

土屋大洋[ツチヤモトヒロ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授(兼総合政策学部准教授)。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所副所長。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)客員研究員、総務省情報通信政策研究所(IICP)特別上級研究員などを兼任。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論。1999年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
15-09 米国・中国・日本 二流書 領土的覇権からネットワーク的覇権へ。21世紀は国家の「高い壁」に閉ざされるのか、「グローバル・オープン・デモクラシー」の新しい未来が生まれるのか。多極化する世界システムの構造変化を読み解く。2011/04/17

Junya Nakazawa!!

0
今や、世界の覇権国となって久しいアメリカは、 「テリトリアル(領土的)覇権」から「ネットワーク覇権」へと 方向転換している。 かつて、ローマ帝国が領土を拡大してテリトリアルな覇権を握っていたのはいうまでもない。そこには物流に代表される物理的なネットワーク(ローマ街道)の存在が不可欠であった。 現代では物理的なネットワークに加え、 新たに情報によるネットワークが勃興してきている。 IT(情報技術)やET(環境技術)といった分野での最先端化が進歩し、 内向的な国よりもネットワーク 2012/12/06

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