内容説明
ブラックホールに吸い込まれる日本経済、世界を覆い尽くすグローバル経済と謎の超大物投機家、革命的ソフト“ナップスター”、日韓両国の落選運動、法の華やドクター・キリコ事件、法輪功と北京政府、巨大諜報システム“エシュロン”の全貌など、現代を象徴する社会的事件を詳細に追った三年間の記録。
目次
第１章 日本経済―ウェブから混迷経済を読み解く
第２章 グローバリズム―世界経済に何が起こっているか？
第３章 資本主義―インターネット資本主義と消費者の時代
第４章 政治―インターネットは政治を変えるか？
第５章 メディア―資本の論理に侵蝕されるネット時代のジャーナリズム
第６章 事件―犯罪の背後にあるもの
第７章 海外ニュース―「世界への窓」を通して見る騒乱と怒り
第８章 戦争―ネットを通して聞く人々のうめき声
第９章 ゴシップ―クリントン・スキャンダルとアメリカ社会
第１０章 情報戦争―変わりゆくスパイ稼業
著者等紹介
歌田明弘［ウタダアキヒロ］
１９５８年生まれ。東京大学文学部卒業。『現代思想』編集部、『ユリイカ』編集長を経て、評論やノンフィクションの執筆をはじめる
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