内容説明
人間と融合するコンピュータ、ヒトゲノム解読、心まで決定する遺伝子、脳死臓器移植、究極の人体保存技術、異星人とのファースト・コンタクト、次世代インターネット、ロボットの自己複製も可能にするナノテクノロジー、さらには反テクノロジーの英雄となった爆弾魔ユナボマーまで、科学技術に関する広範な最新情報にアクセスし、最先端テクノロジーがもたらす未来像をわかりやすく展開した好著。
目次
第1章 情報技術―人間とコンピュータの融合
第2章 生命科学―遺伝子がつかさどる時代
第3章 死の技術―曖昧になる「死」の定義
第4章 宇宙―宇宙の果てへの旅
第5章 SETI(地球外知的生命探査)―「ファースト・コンタクト」にそなえて
第6章 インターネット―変わりゆくインターネット
第7章 反テクノロジー―テクノロジーの未来に抗して
第8章 ナノテクノロジー―科学技術がもたらす未来像
第9章 ロボット―ロボットが切り開く未来
第10章 ミレニアム―二〇〇〇年の夜明け
著者等紹介
歌田明弘[ウタダアキヒロ]
1958年生まれ。東京大学文学部卒業。『現代思想』編集部、『ユリイカ』編集長を経て、評論やノンフィクションの執筆をはじめる
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