異端の匣―ミステリー・ホラー・ファンタジー論集

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784755402036
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

目次

1 紙の中の殺人
2 「外側」の少年
3 禁忌の部屋
4 少女の系譜
5 因果の軛
6 庶民の冒険

著者等紹介

川村湊[カワムラミナト]
1951年、北海道生まれ。文芸評論家。法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

70
ありきたりの論ばかりで、退屈な一冊。全6章の最後の章は、文庫解説だけをあつめたものだが。他の章も、悪しき意味での文庫解説の風味がある。文芸評論家が異端文学を論じる際の、教科書的な解答を読まされている感じ。この筆者は星新一を「文学史的な位置のある作家」ではないとしており、本著でも当然、星新一への言及はないのだが。そう言われると、読者の側としては浅羽通明『星新一の思想 ―予見・冷笑・賢慮のひと』の高度な達成との比較をしたくなる。2022/11/14

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