内容説明
知識と日常がひとつに折り重ないあい、日常が再び祝祭になるという奇妙な実験がなされる場。幸せに暮らす方法を模索できる場。革命と求める道が一致するようなヴィジョンを探索する場。研究空間「スユ+ノモ」を日本初紹介。
目次
第1部 はじまり―運動へ(「友情の教育」と「遊牧的知識」のためのエッセイ;鍾路時代の提案―組織から運動へ ほか)
第2部 ようこそマシーンへ(ノマディスムと知識人共同体のヴィジョン―研究空間「スユ+ノモ」についての人類学的報告書;高酋長のお金なしに生きる工夫 ほか)
第3部 歩きながら問う(帝国の時代か、帝国の黄昏か?―韓米FTAをめぐる状勢について;危機に陥った生命、その権利を問う―研究空間「スユ+ノモ」大長征にあたって ほか)
第4部 前衛組織ではなく(マルクス主義とコミューン主義―コミューン主義者はいかに思考するのか?;前衛組織ではなく―80年代の運動経験 ほか)
著者等紹介
金友子[キムウジャ]
2004年春ごろから“スユ+ノモ”で「近代日本とジェンダー」の研究会に参加、2006年3月から会員。会員になるや否や日本に戻ることになり、大学非常勤講師(朝鮮語、韓国現代文化論など)として働き現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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