内容説明
サバイバーよ、勇気を出すな。“性暴力やセクハラ被害に遭ったら「泣き寝入り」しないで、「勇気を出して」裁判を起こして闘いましょう”そう簡単に言ってしまえるすべての人へ―。一人芝居『私は生き残った』を全国各地で上演し、深い感動を呼んでいる高橋りりすの初のエッセイ集。
目次
記憶の回復と混乱
不自然な理由
インタビュー開始
選挙の謎
加害者反応
例会で何が起きたか
私はなぜ「学長来日事件」にこだわるのか
支援できない三つの理由
被害者を責めるとはどういうことか
フェミニスト暴言集〔ほか〕
著者等紹介
高橋りりす[タカハシリリス]
略歴兵庫県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。カリフォルニア大学大学院演劇科修士課程修了後、サンフランシスコにて、ジーン・シエルトンアクティングスクール在籍。ベリナ・蓮・ヒューストンの『朝が来ました』の舞台で主役セツコを演じる。『蝶々夫人』を下敷きにした創作劇『バタフライ』で主演。その他、アジアンアメリカンシアター、リリス-ウィメンズシアターの公演に参加。帰国後、1993年に竹森茂子と女性の視点で芝居づくりをしていこうと、劇団「リリスの足」を結成するが、1997年に解散。その間の1995年には北京女性会議のNGOフォーラムで、ワークショップ並びに路上パフォーマンスを行う。1997年に三省堂から出版された『キャンパス性差別事情 ストップ・ザ・アカハラ』に自らの体験を書いたことがきっかけとなって、同じ題材で一人芝居『私は生き残った』をつくる。1998年6月13日にエポック10で初演。以後、全国の女性センター等で上演のかたわら、講演なども行っている。現在の一人芝居のレパートリーは、『リリスの足』と『私は生き残った』の2作(共に日本語版、英語版あり)
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感想・レビュー
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nowhereman134
kei
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