内容説明
セカンドオピニオンとは、ガンの診断を受けた時点で、その診断や治療法に対し複数の専門医の意見を聞くシステムです。その導入によって患者さんにはさまざまな利益がもたらされます。正確な診断、多くのガン情報、さまざまな治療法、異なる専門医の意見、医師間での症例検討、治療上の協力などなど、医療の可能性は限りなく広まってゆきます。ガンの悩みは、ともに悩みを解決してくれる医師との出会いによって解消します。その機会を与えてくれるのがセカンドオピニオンです。そして、この本はセカンドオピニオンの実践法をわかりやすく解説しています。
目次
１章 私たちはセカンドオピニオンのおかけで命を救われた＝体験報告集
２章 セカンドオピニオンって何ですか、どんな利点があるのですか
３章 医者たちがホンネを語る座談会
４章 ガンの症状・治療法とセカンドオピニオン・ガイド
５章 悩む患者さんに、セカンドオピニオン医のアドバイス
６章 セカンドオピニオン宣言とボランティアドクター紹介
著者等紹介
南雲吉則［ナグモヨシノリ］
１９５５年生まれ。医学博士、ナグモクリニック院長。乳ガンの専門医の立場から、ガン情報のボランテイア組織キャンサーネット・ジャパンを設立し、ガンの無料相談、ガ情報の翻訳・提供サービスを行っている。著書に「乳ガンの発見」（祥伝社刊）「悪化するがんの治療百科」（三省堂刊）など多数
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