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出版社内容情報
精神分析における相互主観的な場の中での情動体験に対して臨床的な焦点を当てていくことが,多くの点で治療上の変化のプロセスをコンテクスト化していくことは明らかなことなのである。――精神分析家が自らの体験をもとにトラウマの本質に迫る。日本語版付録「ストロロウと訳者の対話」を収録。
目次
1 情緒生活のコンテクスチュアリティ
2 情緒的トラウマのコンテクスチュアリティ
3 トラウマの現象学と日常生活の絶対性
4 トラウマと時間性
5 トラウマと「存在論的無意識」
6 不安、本来性とトラウマ
7 結語―「同じ闇の中の同胞」
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪生まれ。1985年東京大学医学部卒業。1991年東京大学医学部附属病院精神神経科助手。1991~1994年カール・メニンガー精神医学校国際フェロー。現職は国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。専攻は精神分析学、集団精神療法、老年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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