脱構成的叛乱―吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー

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脱構成的叛乱―吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753102822
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0010

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
われわれ個々人の世界との〈異和〉は、いかにして〈抵抗〉となり〈叛乱〉となりうるのか?そして、民衆的な想像力の表現(=脱構成的叛乱)を、われわれはいかに感知し、再組織化しうるのか?吉本隆明の〈表出論〉や中上健次の〈文学的企て〉、ジャ・ジャンクーの〈映画=政治的実践〉の試行をとおして、その条件を精緻に追及した、民衆思想/芸術論の新たなる展開!

●目次(版元ドットコムより)
第一部 吉本隆明の表出=抵抗論
    「表出と抵抗――吉本隆明〈表出〉論についての省察」「〈意志〉の思考――1978年、ミシェル・フーコーと吉本隆明の対話」ほか
第二部 中上健次と部落問題
    「中上健次と戦後部落問題」「〈路地〉とポルノグラフティの生理学的政治」
第三部 アジアの民衆表象
    「アジア全体にあらわれている疲労という感覚――賈樟柯『長江哀歌』の映像言語」「街道の悪徒たち――『国道20号線』の空間論と習俗論」ほか
第四部 農民論
    「ある想念の系譜――鹿島開発と柳町光男『さらば愛しき大地』」「1930年代農村再開とリアリズム論争――久保栄と伊藤貞助の作品を中心に」

内容説明

民衆的な想像力による表現(=脱構成的叛乱)を、私たちはいかにして感知しうるのか?吉本の“表出論”や中上の“文学的企て”、ジャ・ジャンクーの“映画=政治的実践”の試行をとおしてその相貌を精緻に追究した、民衆思想/芸術論の新たなる展開。

目次

1 吉本隆明の表出=抵抗論(表出と抵抗―吉本隆明“表出”論についての省察;“意志”の思考―一九七八年、ミシェル・フーコーと吉本隆明の対話 ほか)
2 中上健次と部落問題(中上健次と戦後部落問題;「路地」とポルノグラフィの生理学的政治)
3 アジアの民衆表象(アジア全体に現れている疲労という感覚―賈樟柯『長江哀歌』の映像言語;震災経験の“拡張”に向けて ほか)
4 農民論(ある想念の系譜―鹿島開発と柳町光男『さらば愛しき大地』;一九三〇年代農村再編とリアリズム論争―久保栄と伊藤貞助の作品を中心に)

著者等紹介

友常勉[トモツネツトム]
1964年生。法政大学文学部卒、東京外国語大学博士後期課程中退、博士(学術)。日本思想史。厦門大学外文学院講師、東京外国語大学非常勤講師などを経て、現在、東京外国語大学国際日本研究センター専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。