内容説明
指でつくる「輪」Ｏ‐リング。このＯ‐リングで、からだの異常がすべてわかる画期的検査法を創始した大村恵昭博士の半生記。
目次
序章 日本海沿岸からハドソン河畔へ
１ 二足のわらじで理工系と医系
２ 窮屈な医局を逃れて船に乗る
３ 外科より面白い電気生理・薬理
４ 大学の外に出てみて吸う空気
５ ニクソン訪中で鍼の表舞台へ
６ 欧米の心もほぐす鍼の神秘さ
７ 指のＯ‐リングで分かる変調
８ 広がるＯ‐リングテストの応用
９ Ｏ‐リング医療に温かい支援
１０ 新発見の喜びと命を救う責務
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澄
8
O-リングを開発した大村博士の自叙伝。面白くあっという間に読了。O-リングに特化した内容ではないので注意。自分が興味を持ったことにはとことん突き詰めていいくやる気、探求力、その継続力が必要であると再認識させられた。中途半端では望む結果が得られない。パクチーに体内の重金属を排出する効力があるとのこと。薬を服用しても効果が得られない場合、体内の重金属により効果低下しているような。そのためにパクチーを食し重金属を排出することで薬本来の効果を発揮させることも。2019/05/26
☆さゆ☆
2
かなり昔に読んだ。Ｏーリングを発明した大村博士の伝記みたいな本。面白くてついつい引き込まれて一気に読んでしまいました。日本で禁止のダブルスクールやったのはこの人ぐらいじゃないかな〜(笑)
