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宇宙船プロキシマ号の伝説

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  • サイズ A4判/ページ数 30p/高さ 21X22cm
  • 商品コード 9784751525296
  • NDC分類 E
  • Cコード C8097

内容説明

宇宙船の中で生まれ、宇宙空間以外の風景をまだ目にしたことのない少年イカルス。目的地である恒星プロキシマには、知的生物の存在が確認されているが、地球から40兆キロメートルもの距離があるため、イカルス自身がプロキシマの地を踏むことはない。しかし、イカルスの前に突然ブラックホールが出現して…。

著者等紹介

グリーン,ブライアン[グリーン,ブライアン][Greene,Brian]
ニューヨーク市生まれ。ハーバード大学を卒業後、オクスフォード大学で博士号取得。1995年、32歳でコーネル大学の正教授に就任。1996年よりコロンビア大学物理学の教授を務めている

さくまゆみこ[サクマユミコ]
出版社勤務を経て、現在はフリーの編集者・翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

卯月

6
遊学館。地球からケンタウルス座の恒星プロキシマを、数世代かけて目指す宇宙船で生まれ育った少年イカルスの物語。地球も知らず目的地も見ることができない中間世代の不満はわかるけれど、父の忠告はちゃんと聞こうね。ブラックホールで浦島効果とか、面白そうな話の筋なのに妙に説明くさいのは、著者が物理学者だからか。M82やソンブレロ銀河など、NASAやハッブル宇宙望遠鏡の写真をたくさん使った絵本で、物語の各頁の内容とはそんなにリンクしていない気はするけれど、非常に綺麗。2012/11/23

アキ

6
何世代もかかっての恒星間航行って、ちょっと衝撃的です。そのプロジェクトのなかで、只々、宇宙空間を無事航行するだけという、ある意味犠牲的ともいえるイカルスの使命の重みと意義には、深く考えさせられてしまいました。2011/06/20

こどもふみちゃん 

6
宇宙の写真がとてもきれいだったのでそれを見せたいがために読み聞かせ。6歳と4歳の息子に。お話は二の次で。母の読みたいフレーズのみピックアップして読んだ。 銀河の写真が好きだった。宇宙って綺麗だ☆(^O^)☆ 中学年以上向け。2011/04/18

バジルの葉っぱ

5
一見、天文系の科学絵本かと思いきや、SFのショートショートのお話で、挿絵として天文写真がつかわれているのでした。美しい写真に誘われ、すっとお話の世界に入っていけました。 2009/12/06

さいと

4
つまり危険なものには近づくな、忠告はちゃんと聞きましょうねってことです。使われている写真はNASAやハッブル宇宙望遠鏡のものばかり。美しいの一言です。光すら呑みこんでしまうというブラックホール。イカルスの見た世界はどんなものだったのでしょうか。知りたいなあ。いまだもって解明されないブラックホール。物理学が専門の著者が別本「エレガントな宇宙」で書いた「超ひも理論」で宇宙の謎は解かれるんですかね。2011/01/27

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