出版社内容情報
前著『日米開戦とポツダム宣言の真実』を全面改稿し詳細な注を付すことで学術研究書としての評価にも耐えうべくした。戦後のデタラメ外交の淵源が日米開戦時にあると指摘し、戦後も教科書問題にみられるような無責任外交が続いていることを鋭く批判。
目次
第1章 日米戦争とポツダム宣言―ジョセフ・グルーはいかにして日本を救ったか
第2章 日米開戦の真実―日米開戦に見るルーズベルトの責任
第3章 外務省は開戦通告遅延をなぜ謝罪しない
第4章 天皇の真珠湾訪問は外務省の代理謝罪にならないか
第5章 外務省の真珠湾関係史料の公開は何を意味するか
第6章 首相、この教科書の記述をどうご覧になりますか
第7章 吉田茂ははたして大宰相か