出版社内容情報
バージョンアップせよ、これが左派の最新型だ!
日本のリベラル・左派の躓きの石は、「経済」という下部構造の忘却にあった!
アイデンティティ政治を超えて、「経済にデモクラシーを」求めよう。
左派の最優先課題は「経済」である。
「誰もがきちんと経済について語ることができるようにするということは、善き社会の必須条件であり、真のデモクラシーの前提条件だ」
欧州の左派がいまこの前提条件を確立するために動いているのは、経世済民という政治のベーシックに戻り、豊かだったはずの時代の分け前に預かれなかった人々と共に立つことが、トランプや極右政党台頭の時代に対する左派からのたった一つの有効なアンサーであると確信するからだ。
ならば経済のデモクラシー度が欧州国と比べても非常に低い日本には、こうした左派の「気づき」がより切実に必要なはずだ。(ブレイディみかこ/本書より)
第1章:下部構造を忘れた左翼
第2章:「古くて新しい」お金と階級の話
補論1:来るべきレフト3.0に向けて
第3章:左と右からの反緊縮の波
第4章:万国のプロレタリアートは団結せよ!
補論2:新自由主義からケインズ、そしてマルクスへ
ブレイディ みかこ[ブレイディ ミカコ]
著・文・その他
松尾 匡[マツオ タダス]
著・文・その他
北田 暁大[キタダ アキヒロ]
著・文・その他
内容説明
日本のリベラル・左派の躓きの石は、「経済」という下部構造の忘却にあった!アイデンティティ政治を超えて、「経済にデモクラシーを」求めよう。バージョンアップせよ、これが左派の最新型だ!
目次
第1章 下部構造を忘れた左翼
第2章 「古くて新しい」お金と階級の話
補論1 来るべきレフト3.0に向けて
第3章 左と右からの反緊縮の波
第4章 万国のプロレタリアートは団結せよ!
補論2 新自由主義からケインズ、そしてマルクスへ
著者等紹介
ブレイディみかこ[ブレイディミカコ]
イギリス・ブライトン在住の保育士・ライター・コラムニスト
松尾匡[マツオタダス]
1964年石川県生まれ。立命館大学経済学部教授。専門は理論経済学
北田暁大[キタダアキヒロ]
1971年神奈川県生まれ。東京大学大学院情報学環教授。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
読特
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