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日米の戦略対話が始まった―安保再定義の舞台裏

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750502038
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

北朝鮮核開発疑惑で炙り出された日米同盟の脆弱さ。その危機意識が、両国に安全保障政策の見直しを促した。元防衛官僚トップの事務次官が、新防衛大綱、新ガイドライン策定など、同盟再構築の“理念と動き”を冷徹・克明に綴る。

目次

第1部 冷戦後に急展開―安全保障再考(歴史の皮肉;日米の高級事務レベル会議 ほか)
第2部 新防衛大綱の目指したもの(引き継がれた基盤的防衛力構想―防衛大綱1;多様化する防衛力の役割―防衛大綱2 ほか)
第3部 日米の戦略対話、始まる(米国側が積極的に対応した沖縄米軍基地問題;日米安全保障共同宣言の意義 ほか)
第4部 これからの戦略的課題(日本の抱える課題;ミサイル防衛システムと日本 ほか)

著者等紹介

秋山昌広[アキヤママサヒロ]
1940年東京都生まれ。64年東京大学法学部卒業。同年大蔵省に入省。以後、銀行局調査課長、主計局主計官、奈良県警本部長、関税局総務課長、官房審議官を務める。91年防衛庁防衛審議官に就任。以後、人事局長、経理局長を経て、95年4月防衛局長、97年7月事務次官に就任。98年11月に退官。防衛局長時代に防衛大綱、日米安全保障共同宣言、事務次官時代に新ガイドラインの策定に携わる。99年4月よりハーバード大学客員研究員として安全保障分野の研究を進め、本書の元になる大学へのレポート「国防と日米同盟」を執筆。2001年4月より、(財)シップ・アンド・オーシャン財団会長。2002年4月より別客員教授
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